どうなることやら、と心配していたスイス・スキー旅行も無事に乗り切りました。
今回は、夫はパリに居残り、私はスキーを免除してもらい、子猿達は朝9時から午後4時までずっとスキー教室にいれました。兄猿はやる気満々だったので心配なかったけれど、明後日5歳になるちび猿は体力がないのでハラハラしていましたが、りっぱりっぱ、余り駄々もこねず、メダルももらって(通常、皆もらえる)、エライ!
兄猿、「次回は学校なしね、今回は2倍頑張ったから」
はいはい。
私自身も、仏人義理家族の中で言葉の障壁もあるわ、毎度「部外者お構いなし」で私の知らない話で盛り上がるのとか、ストレスためるだろうな、と思っていたのですが、彼らとの付き合いも10年経ち、もうさすがにサプライズはなく、Okです。食後の団欒も私ったら失礼にもPC開いて、ツィッターしながら、わからない話に適当にうなづいてみたりしてました。
義理の家族らもこんな私を受け入れてくださるのだから、感謝です。
そうそう、スイスはVerbierというスキーリゾートに滞在したのです。リンクの地図見えますか?スイスの南、イタリアとの国境近く、アルプス山脈の中です。 街・ゲレンデはこんな感じ。
ハイジの国のハイジのパン、美味なり |
素敵なインテリ屋さんも多し |
スイスといえば銀行、プライベートバンクも木造りです |
ロッジも一億円超え |
ゲレンデ、お洒落なマダムが多く・・・ |
可愛い家並みでしょう? |
フランス人の義理家族に囲まれ、外は白人だらけだと、「あぁ、私はマイノリティーなのね」と認識せざる終えない。今まで外国暮らししていても、図々しいことに、こう思うことは少ないのにね。
はて、マイノリティーとは、何か。
それは自分の文化・考えを理解してもらえないのではないか、否定されるのではないか、自分を受け入れてもらえないのではないか、そしてそうだとしても、大波に呑まれるしかない、それを受け入れるしかない。私の文化からすると失礼に感じることに対しても受け入れるしかない、こういうことなのかしら。
こんなこと、今まであまり考えていなかったな。
とにかく、こんな大仰な命題について考えるほど、日中はのんびり。子供達は従兄弟と一緒でよく笑い、夫はパリでさびしいながらもゆったり静寂を楽しんだようだし、、私も彼に対していつになく優しい言葉のメールを送ることができたし、OKとしましょう、このバカンス。
それにしても帰りのTGVで呑んだビールが美味しかったこと!
さて、冬休み、残りの一週間は宿題と向かいあいます。
皆さんも良い一週間をお過ごしください。