2011年3月10日木曜日

子供は環境が育てる

昨日は、子猿の日本語補修校で、年に一度の個人面談でした。毎日通うフランスの幼稚園では個人面談がないのに、週一、それも一時間半で通っているだけの補修校では面談があるなんて、やっぱり日本人ってきめ細かい。

先生、私より10は若いとにらんでいたのに、ちょっと上と知りびっくり。日本人って歳がわからないです。
先 生は本当によくこの猿のことを見てくださっていて、前向きにとらえてくださるし、「子供たちと接して私がエネルギーもらってるんですよ」、お気の毒に子猿 のクラスは12人中10人が男の子、エネルギー流出でしょうに・・・。「いや、男の子達、体力的には大変ですが(そうでしょう、そうでしょう、申し訳ない です)、本当に愛らしいです。」と愛情一杯のまなざしで言われ、なんだか胸が一杯になりました。

夜はMilleさんがいらして、「お子さんと遊ばせて~」って。超お疲れなのに、子猿たちを抱き上げ、くるくる回したり、遊んでいただいて、子猿達は大喜び。「子供と接すると疲れが飛ぶ。いい子に育ててね」・・・はい、善処します。

でも、私や夫が手抜きでも、Milleさんのような方が、周りが支えてくれるのです。だから何とか育っているのです。

外 を歩けば、管理人さんやエレベーターで一緒になる方たちも子猿を見守り、声を掛けてくださるし、私の友人らもいつも子供たちに愛情を掛けてくれる人ばかり だし。もちろん、フランスの幼稚園の先生陣も、クールだけどプロ。ちゃんとガイダンスしてくださってるし。ほんとに、あんな無愛想な男子猿達に、よくまぁ 根気強く接してくださること。

近所のうるさいおばさんと言う存在がいなくなって久しいと言われますが、それでもやっぱり周囲に守られているんだな、子供って本当に環境が育ててくれるんだなって再確認する今日この頃です。