2020年4月21日火曜日

フランス、休校中の教育について…外出制限36日目

夕方のシャクナゲ
晴天続くベルサイユよりボンジュール。
朝夕はひんやりと、日中は真っ青な空が広がっている昨今です。
外出制限はも続いていますが、5月11日より緩和されていく予定と発表されています。
フランスの皆さん、あと20日足らずですよ! 頑張りましょうね。

子猿たちの学校も春休みが終わり、昨日から遠隔授業が再開しました。
今回はフランスの遠隔授業がどんな感じなのか、お伝えしたいと思います。


Lazy elephant!
まず時系列。
学校閉鎖が発表されたのは、確か3月12日、木曜日のこと。翌日金曜日は登校し必要な物を全部持って帰り、

・3月16日月曜日より遠隔授業スタート。
ーーー遠隔授業を3週間した後、イースターを挟んで2週間の春休みがあり、

・4月20日月曜日からまた
遠隔授業再開しました。それが昨日。

・5月11日
月曜日からは、学校が再開される予定です。

ただ、一斉にスタートせず、段階的に開門されるようです。


(4月28日アップデート)
・11日は保育所、幼稚園、小学校が希望者ベースにてスタート。

・翌週18日から、感染率が低い県の中学の6年、5年生(日本でいう中一、中二)から徐々に再開。

・リセは、少なくとも6月まで休校。5月末に状況をみて決断する。


・ひとクラスに15名以上は駄目(保育所は10名)。

ちなみに、うちの子猿たちの学校は、一クラス36名もいます。「密」を避けるために、2クラスに分けるのか、その場合はクラス数が足りないので、果たして毎日通学なのか、隔日通学なのか、学校の発表を待ちたいと思います。

夏休みもずれ込みました。
本来は高校修了一斉テストのバカロレアや、中学修了一斉テストのブレベがあるため、中高は6月半ばから夏休みスタートの予定でした。
それがコロナ禍の影響で、バカロレアもブレベも中止となったので、授業は7月4日まで延長となりました。

よって3学期は、5月中旬から7月4日までの一ヶ月半、となります。
3学期の成績は、1,2学期の平均と、遠隔授業中の課題への取り組み態度、それと学校再開から学期末までの一ヶ月半の間に実施されるテストでつけられるようです。

バカロレアやブレベの代わりに、内申点を使うことが決められたので、特にリセ(高校)を卒業する生徒にとって、今頃先生方もどう評価したらよいのか、頭を悩ませていることでしょう。



わが家の家庭内給食はこんな感じです
ところで、先ほどから「遠隔」という言葉を使っていますが、フランスでは「オンライン」授業の実施率は、まだまだ低いと思われます。
少なくとも、休校スタートから春休みまでの3週間、私の周りの中学では全く(!!)聞きませんでした。

オンライン授業、私が知る限りでは、パリで私立リセに通う甥が、唯一のオンライン授業の受講者でした。でも、先生はこの一授業だけで断念したみたいです。クラスメートの多くは、田舎の別荘に疎開していたため、パソコンがなかったり、インターネット環境がなかったりしたようです。当の甥君も、Teamアプリの使い方が分からず、戸惑っている間に「全てが終わっていた~」、と嘆いていました。

「フランスのオンライン授業は素晴らしい」、という声を聞くのですが、これは地域差、そして先生次第なのでは?
私の周囲の一般の中学で、オンライン授業を継続的にやっている話は、今のところ聞いてなく。フランスは先生次第ということが多いので、画一的に語れないのです。

一方、インターナショナルスクールや一部のエリート校では、本格的にオンライン授業に移っている様子が見受けられ、コロナ禍により、教育格差が生まれているのが気になります。

追記:そんなことを書いた矢先、今日、22日、ちび猿の担任の先生がオンラインにチャレンジしてくれました。授業というより、遠隔授業での勉強の仕方、といった話だったようです。


上のホットドッグの真っ黄色のソースは、これです。
辛くはなく、酸味が利いていて、私、病みつきなのです。
そもそも、子猿たちの学校のIT教育はイマイチです。
ハード面では、5eme(日本の中学一年生)の一年だけ、学校よりiPadが貸与されます。これは太っ腹だな、と思いました。
これはフランス全土でそうなのか、分かりません。ベルサイユ地区は貸与していますし、その他の幾つかの地区でも同様だとは聞いています。
家ではiPadを使って、オンラインドリルなどをやっています。学校ではどう使っているのか、聞いてもまともな答えが返ってきません😢

学校の図書室には、20台のパソコンがあり、IT授業で使用されています。
でもね……。
例えば兄猿のIT授業は、先生が見つからず、半年ほど授業なし。残りの半年も、児童のお父様で失業されたていた方が臨時の先生をやって下さったのですが、その方の職が見つかったら、また授業がなくて、という……。
ちび猿の場合も違う事情でしたが、宙ぶらりんの授業でした。
それもあって、IT教育は、政府のプロパガンダほど重視されていない、という印象があります。教える側も、この年の子供達に、週に一時間枠で何を教えるのか。難しそうではありありませんか?



そして、遠隔授業……これも「フランスの遠隔授業は素晴らしい」という話を聞きますが、日本の皆さんは、フランスに優しすぎます! (それとも私が辛口すぎ?)
うちの子猿に関していえば、遠隔授業も、中学に関してはビミョーな感じです。

私の周辺で耳にする遠隔授業とは、家で、生徒が学校が契約している教育サイト(うちはecoledirecte.com)にアクセスして、先生からの指導メモを読み、それに呼応したエクササイズをやって、提出する、というのが基本的な流れです。
全て文章での遣り取りですから、先生方は長くならないよう、勉強のポイントを箇条書きで何点かに絞って記し、補足として、プリントが添付されています。
その他、先生への質問もできますし、チャット機能を使って他の生徒と意見交換もできます。

こうやって書くと、「わあ、多機能」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には、先生とメールの遣り取りをしているのとそう変わりません。先生からは情報がたくさんくるけれど、うちの息子達のように口数が少ないコは、宿題を添付して送り返すだけ、です。
このインタラクティブではない授業で、新しいことを教えるのは難しいでしょう。
3月からの前半は復習的な勉強が中心でした。今日からの3週間はどんな授業となるのか。
今年はもう咲きました!
願わくば、学校にはこんな生産性低いだろう遠隔授業ではなく、
もっとクリエイティブな課題を出して貰いたかったです。
クリエイティブ……なんだろう。生い立ちの記を書いてみるとか、歴史であれば、今まで学んだこと、知っていることを自分なりの年表にしてみるとか、数学で誰にも解けない数式を作ってみるとか、オリジナル・ダンスビデオを作るとか、何でも良いのです。評価はしないんだから、

この数週間の、私の試みは、子猿たちに一切、強制しないということ。
「勉強しなさい」「本読みなさい」「部屋片付けなさい」「お風呂入りなさい」まだまだある「~しなさい」を禁句としました。
言っても意味ないというのが一つ、あと、言うのも疲れた、というのがもう一つ。
私からの号令がなかったら、とことん自堕落になるのか、それとも、自ら危機感を察してやるのか。乞うご期待です。

今日は何週間かぶり(!!!)に、散歩に出てみようと思っています。
少しずつ、社会復帰の準備をしなくては、ね。
ではまた、行きます!
どうぞ、Stay Safeで!!







2020年3月31日火曜日

コロナの行く末 外出制限15日目


おはようございます。

今回は、新型コロナ・ウイルス関連のサイトで、私のアンテナにかかったものシェアしたいと思います。

◎4月3日追加。
藤原辰史:パンデミックを生きる指針——歴史研究のアプローチスペイン風の歴史をみて学ぶほか、この先の国の在り方、あるべき姿、期待、絶望……考えさせられます。 素晴らしい文章なのに、一般公開。感謝です。
********

◎データは、Worldometerというサイトを見ています。

これの、国別のページを開き、グラフのLinearではなく、logarithmic(対数グラフと呼ぶのかしら?)を見ています。これが段々フラットになってくると、収束傾向ということなので、フラットになれ、フラットになれ、と願いながら見ています。
中国や韓国を見ると、フラットになってますよね。
イタリアも、ついにフラット化してきたので、頑張れ頑張れ~、とエールを送っています。


https://www.worldometers.info/coronavirus/country/italy/

◎英国フィナンシャル・タイムズのコロナ用サイトも素晴らしいですね。
こういう分析資料を無料で公開してくれる、その良心が有難いです。
https://www.ft.com/coronavirus-latest
秀逸した記事もたくさん。

ちなみに、フランスは、イタリアの10日遅れと言われていますが、このデータグラフを見ていると、ほんとに同じカーブを描いています。
ということで、フランスも頑張れ頑張れ!



◎3月27日には、フランシスコ教皇が、新型コロナウイルスに苦しむ世界へ向け、祈る様子がライブで配信されました。

夕暮れ、がらーんと広いサンピエトロ広場を、教皇がお一人で雨に打たれながら祭壇に向かう姿。サンピエトロ広場が無人という異様さが、イタリアが置かれている状況がひしひしと伝えていて、胸が塞がりました。

記事や写真はこちら
https://www.afpbb.com/articles/-/3275785?pid=22266014

祭壇には、ペストが大流行した1552年に疫病を止めるために市内を巡行した「奇跡の十字架」があり、そのイエス様の俯いたお顔からは今にも涙が零れ落ちそうに感じられました。


◎コロナ禍では、各国の評価が分かれましたね。

○首脳では、私はやっぱりドイツのメルケル首相が好きです。
国のトップたるもの、こういう正論を発信するのは、一番大切な役割だと思う。
ドイツ在住の声楽家ギュンターりつこ氏が翻訳された、メルケル首相の会見はこちらのリンクです。

○メッセージ力すごい!と感心したのは、NY州のクオモ知事。
幾つか動画が挙がっています。
・和訳付き Brut.Japanの編集
・和訳付き 毎日のアップデート ガーディアン・ニュースより
毎日、データ付きで、わかりやすい言葉を使い状況をアップデートするというのは、一番求められていることだと思います。この知事の言葉はゆっくり話すし、難しくない語彙を使うので、素晴らしいと思います。
フランスの対応は日本ほどではないけど、イマイチ。
誇りを持てるリーダーがいる国に住みたーい!
収束したあと、どうなるのでしょうね。
ワクチンができるまでは、共存していくことになるのかしら。
経済が戻るのに、どのくらい時間がかかるのでしょう。
(私も、朝ちゃんと起きられる身体に戻るのか?)
私達は、暮らし方を考え直し、それを行動につなげていくことができるの?
そして、インドやアフリカ、南米が感染を食い止めることができますように。
頭の中でそんな考えや祈りがぐるぐる。
とにかく、今はStay safe!
また行きます!


ベルサイユ便り 外出制限14日目


皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

大変ご無沙汰しております。
外出制限14日目のフランス、ベルサイユよりお便りしています。
わが家は、マエストロを含め、おかげ様で皆元気にしております。
子猿たちは、外出制限かかる前々日に、従兄弟たちと田舎に疎開しましたので、ベルサイユのわが家には、夫と私とマエストロの3人のみ。
夫はテレワークしているので、まるで、定年退職した老夫婦と猫、という図です。



コロナ禍、どこから話したらよいのか、皆さんも、もうこの話はお腹いっぱいですよね。


2月下旬は日本に一時帰国したのですが、あれが遠い昔のことのようです。

日本は、その後も検査数が呆れるほど少なくて、感染の実態がわかりませんが、少なくとも、マスク文化は、感染防止に貢献していると思います。
日本の皆さんの、自然体な衛生管理は素敵だな、と思いました。マスクを携帯し、必要に応じて着用する、室内では靴を脱ぐ、手を洗う、おしぼりがある、うがいをする、夜寝る前にお風呂に入って汚れを落とす、エトセトラ、エトセトラ。
どれも皆さんには当たり前のことでしょうが、夫は毎回日本に来るたびに感激しています。
フランスに戻ってからというもの、
「日本は素晴らしい。マスクですよ、マスク!日本ではみーんなマスクしているんです、それが思いやりってものですよ。その点、フランス人は、人前で咳はする、鼻はかむ、手は洗わない。最悪です。」
という、彼の熱い演説を何回聞いたことか。
東京、頑張ってご自愛くださいね!
2月に船堀タワーから撮影しました。
今は、というと外出制限は、4月15日までとなっています。
週に一度、食料品の買いものに出るほかは、門から外に出ていません。

スーパーでは、入店人数を制限しているので、外で1メートルの間隔をあけて並びます。
でも、フランスなので、人数はきちんとカウントせず、ガードマンの目分量という感じです。2回行きましたが、どちらも10分くらいで入店できました。

マスクをしている人も、全体の3割くらいですが、います。これを機に、マスク文化がフランスでも定着するといいな。

レジの人は、マスクしている人、半分くらいです。

品揃えはほぼ通常通り充実しています。ただ2回目に行ったときは、野菜・果物の値段が少し高かった!あと、いつもは、長期保存の牛乳より、フレッシュな牛乳の方が二、三割高いのに、フレッシュ牛乳の方が安くなっているという現象が起きていました。酪農を応援すべく、2本買いましたよ!
横浜大さん橋から。
このときはダイアモンド・プリンセスが大黒ふ頭に見えたんですよね。
遠い昔のことみたい。
横浜も頑張れ!日本頑張れ!
法令では軽い運動のために外に出てよいことになっているのですが、何となく気乗りしません。自宅から一キロ以内ならOKとあるので、そのうち行くことでしょう。いずれの理由でも、外出時は、身分証明書と、外出理由・時間を明記した政府発行の書面を携帯しないと高額な罰金を取られます。

うちの辺りでは、警察を見かけませんが、パリのエッフェル塔の近くに住む義叔母は、家の前のベンチに腰かけていたら、警察に尋問された、と、その夜、動揺した声で電話かけてきました。普段は観光客も多く通りなのに、今は、人の往来もなく、アパルトマンの他の住人は、田舎の別荘に疎開してしまったから、静か過ぎて不安になる、と嘆いています。

動かないのに、こんな太りそうなものを作っちゃって。
子猿たちの学校は、ホームスクールとして存続しています。
田舎で従兄弟たちと、机に向かっているようですが、効率は悪そう。半分オンライン、半分は復習的な課題を先生から出され、それをこなしているようです。

14歳の兄猿は、今年が中学最後の年です。フランスでは高校入試はないので、それはよいのですが、6月終わりには一斉テストがあります。果たして予定通りに実施されるのか。そして高校卒業テスト、バカロレアは?

現在の見込みでは、学校が再スタートするのは、早くて5月4日だろう、と言われています。
噂によると、学業の遅れを取り戻すべく、夏休みスタートを1か月遅らせてはどうだ、という意見も出ているようですが、先生方は賛同してくださるとは思えないな。どうだろう。




日本から戻ってから外出することなく、コロナ禍になったので、気の利いた写真もありません。意味不明な崎陽軒のシウマイ弁当が出たあたりで、一旦切りましょう。

取り急ぎ、元気ですよ、のご報告まで。
とにかくご自愛してくださいね。
Stay safe!!

2019年10月30日水曜日

女はなぜ媚びる

森はセップ茸と狩猟の季節

秋休みで田舎に来ております。
今回は、義理の両親と、義理の妹の子供達、そしてうちの子猿たちというメンバーです。

ちなみに、夫は仕事、義理の妹夫婦は、イタリアに旅行に行ったりしているようです。
子供は親に預けてでも夫婦は夫婦の時間を持とう、というのは、フランスでは良くあること。
日本でもそういう慣習が普通に受け入れられるといいですね。



子猿たちはこの別荘で従兄弟達と遊ぶのが大の楽しみです。
裏の森で小屋作りに着手したのは三年前。今や11階建て(枝ごとにフロアを数えるらしい)のツリーハウスになりました。

こういうボーイズな遊びばかりのため、10歳の義姪は退屈気味です。
いとこ達の中で、一番下で唯一女の子、遊び相手がいなくてツマンナイ。

でも女の子、めげません。
精一杯男子達に絡み、お祖母様、お祖父様には砂糖菓子のように甘え、お手伝いもやる気があるときはやる。私にも、「おば様~、大好き~!」といって抱きついてきます。

でも、ひねくれ者の私には、これが哀しく映る。
10歳という若さで、媚びを学んでしまっている義姪。
大好き~、と抱きつかれるほど、彼女と接点を持ったことがないです、私。
義両親は、いつもの威厳はどこへ、という相好の崩し方で、それで義姪も、おそらくお友達の間では使わない声色でもっともっと甘えを見せます。

私も、10歳の頃はあんなだったのかもしれません。いや、デブで色黒なアヒルの子であることは重々知っていたから、やりたくても出来なかっただけ、か。

そう、こういう媚びを売る女子というのは、得てして可愛い子なんです。
自分のセールスポイントは知っている。それだけの頭はある。
まあるい青い目のお人形さん、
でも、その目に光は宿っていない。



そして私は考えるのです。何故、女は媚びるのだろう、と。
喜ばせて上げたい、と思う気持ちは間違ったことではありません。
問題は、それに対する見返りを求めていること。

そこに、せこい計算が見えるから哀しい。
そこに、自分の価値を見限っていることが見えるから哀しい。

なぜ、媚びてまで、受け入れて貰いたいのか。
どうして、そんな風に、女は自分を見下すのか。

先日、その理由の一つが分かりました。
きっかけは、この動画。


TEDは、価値ある考え方を広めよう(ideas worth spreading)というスローガンを持つ非営利団体です。
サラ・バーマク氏による、女性のセクシュアリティーについての講演の動画です。
この写真のオブジェ、なんだと思いますか?
飛び立つ鳥をモチーフにしたもの?それとも宇宙の異星人?

これ、女性のセンシティブなところなんです。
いきなり性的な話になって、お茶を噴き出している方がいたらスミマセン。
これは、クリテラシー(リテラシー(理解)との掛詞)という運動をしているソフィー・ウォレスというアーティストによる作品なのです。

人体解剖当たり前、DNAまで分析される科学の時代となって久しいというのに、このフォルム、2009年になってようやく分かったそうです。女性のセクシュアリティーが如何にタブー視されてきたか、良く分かりますよね。

私、これの写真を見たときに、わぁー!と思ったのです。
私達女性はこんな美しい形の臓器を持っているんだ、って。

講演の内容もよかった。ウォレス氏のTED動画も良かったんですが、こちらは英語のみとなっています。


10月はピンクリボン月間。
このシックで楽しいスローガン・アクセサリーは、
ケルシャンスで買えます!
この動画で言われているように、女性のセクシュアリティーは、男女共に恥ずかしいのか、秘密ごと扱いされてきました。そもそもセクシュアリティーはとてもプライベートなこと。おおっぴらに語ることではない、とは思います。

でも、この「恥ずかしいこと」とされてきた点は罪深い。
恥ずかしいこと≒やましいこと。
女性のセクシュアリティはやましいこと、という、そんなボワーンとした認識に繋がっていたと思う。

そして、やましいものを持っているという潜在的な罪悪感が、女が自らを過小評価するところに繋がっているのではないか、というのが私のセオリーです。

もちろん、それが「女が媚びる理由」の全てだ、とは思っていませんよ。
日本やフランスでは、女は愛でられてなんぼ、と育てられ、女は愛嬌、気が利く女がもてはやされる、そんな社会に過剰に呼応した結果でもある、とは思う。

大体、10歳の姪っ子はセクシュアリティーから起因するやましさなど、知る由もありません。
でも、母親や周囲の女性を見て、父親や他の男性の女性に対する視線を見て、なんとなく分かっちゃったんだと思うんです、聡い子だから。


季節感なしの木蓮の写真で失礼。
私にとって一番女性を感じる花はこれなんです。
女性のセクシュアリティーは、こんなに美しいフォルムを持っているんだ。
これを知っただけで、私、とっても清々しい気持ちになりました。

タブー視するような恥ずかしいものでもなく誇りに思える。
だってこんな美しいんですよ。

貴女は、存在自体が美しいんだから、堂々としてて。
強いんだから、傅かないで。
内から自分を磨いて、健全に生きて。
知性で瞳を輝かせて。

そんなことを思う、おば様の秋、なのでした。
また行きますね!


去年のです。明日、今年バージョンができあがります。









2019年10月28日月曜日

地頭力をつける方法

兄猿企画でノルマンディーに行ってきました。
D-dayの足跡を辿るというのがテーマ。
まずは地図を作製するところから始まりました。
「ミキさん、地頭力って言葉、知ってる?」
パリで日本語教授をされている友人から聞かれました。

知りませんでしたよ。「じあたまりょく」と読むそうです。
自分の頭で考える力、という意味らしい。
でも「自頭」ではなく、地頭。
素地の「地」でしょうか。

地頭力で検索すると、ビジネス系のサイトが殆どです。
学歴重視で採用してきたけれど、現場で問題にぶつかったときに柔軟かつ現実的に解決できる能力がない人が多かった。
今の時代は、「地頭力」が求められている!
ということなのでしょう。
こんな静かな海で、何万もの命が果てました。
オマハ海岸より。
でも、地頭力って、ビジネス界だけでなく、
これからの子供たちの教育ゴールでもありますよね。

AI時代が目前に迫る中、ロボットでは代用が利かない、解決力、創造力を持つ人間に育てたい。
幸せとか、生きる意味とかを、探求し続けるスタミナを持つ人間に育てたい。いや、育てなくては。
これは、14歳の兄猿を持つ私の関心ごとです。


黄昏はピンク色
ノルマンディーの海は砂浜が広々としていて大好き。
兄猿、最近は新フェーズに入っています。

ありがとう、が言えるようになりました。
挨拶も、まだ声が小さいけどするようになった。
何でも食べるようになった。
勉強やピアノも、自らやる。

ようやく、人間としての最低限のことはできるようになりました。
で、ここからですよね、難しいのは。

どうやって彼の自主性を前に出すように仕向けるか。
ガミガミ作戦はもう通じないでしょうし、やってはいけないこと。(やりたくもない)

夜は作戦会議です。
今回のAirBnBは少し外れだったかな。
でも子猿たちは、「いいんだよ、寝床なんてどうでも」
と気分はすっかり兵士です。
好奇心いっぱいの兄猿は学校休みの度に、「どこか行こうよ」とせっついてきます。
でもわが家の運転手、夫はお疲れ気味で腰が重い。
私も、フランスの地方のことはよくわからない。

そこで秋休みの旅行は、子猿たちで行きたいところを決めて計画書にまとめて提出せよ、と言い渡しました。

これからの子育てキーワードは「自主性」ですからね。
もう何から何まで親任せ、というのは卒業ね、って。
(え? 母猿、調べるのが面倒だから押し付けただけじゃないかって?)

「沖縄の平和公園みたいだね」と兄猿。
もう延々と続くのです、
アメリカ兵墓地。
母猿も色々学んだ旅行でした。
資金や運転は夫、宿や食べ物は私がオーガナイズした旅ですが、それでも提案から旅程、そしてナビを経験した兄猿、旅の醍醐味を少し味わったようです。
これで味をしめて、外へ外へと行動しよう! と思ってくれるといいな。

前回書いたように、放っておくと、小さくまとまりそうなフランス教育。
地頭力の真逆目指してどうすんの? と突っ込みたくなること多々です。
どうしたら、そこを超えられるのか。

アイデア募集中です。よろしくお願いします!



2019年10月1日火曜日

私のフランス観 その③、フレンチ・エリートの作り方

皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今年の九月は色々あった一ヶ月だったように思われます。

日本では台風の被害が大きかったとのこと。未だに停電しているところも残っているそうですね。家屋の修繕など、その費用・労力を思うと胸が痛みます。

フランスでは、9月が学校曆の始まりとなり、父母会やら、ママ友との集いやらで忙しくしておりました。

先日は、とても優秀なお嬢さんを持つ友人とお茶をし、
「これぞフランスのエリートを囲む環境・そしてマインド・セットだわ」
と思うことがあったので、今日はそれをシェアしたいと思います。


セーヌ川右岸より

このお嬢さん、ナタリーは、兄猿と同じ
14歳。中学部の最後の年で、フランスでは、3emeトロワジエムと呼ばれます。

今は、兄猿と同じ私立校に通っていますが、高校からは、フランスでも何本かの指に入るベルサイユの名門校、リセ・オッシュに移りたいそうです。
何故かというと、ナタリーは特に理系科目が得意らしく、オッシュ校は、理系のレベルの高さで知られているので、
「私、そういうところに入って、もっと自分を高めたい」
んですって。
14歳でこの志!兄猿に、爪の垢を飲ませたいですよ、ほんとに。


このナタリーちゃんは、本当に良い子なんです。
見た目も麗しい上に、性格が良い! 
控えめで、努力家で、礼儀正しいし、友達思いだし。
勉強だけでなく、バレエは飛び級するほどのレベル、ピアノに至っては、この夏、ベルサイユのコンセルバトワール(以下、音楽院)のコンクールで優勝したとか。

先日の会話は、この音楽院に関する話でした。

※コンセルバトワール音楽院について
フランスの学校は、バカロレア科目に重点を置いているので、音楽教育は日本よりも質も時間割り当ても低いのです。その分、ではないのかもしれませんが、音楽をやらせたいなら、行政が運営する音楽院に通わせなさい、というスタンスです。
音楽院は、フランス全国各地に国立、地域圏立、県立、そして市や区立など、規模や難易度は異なりますが、200院近くあります。

公立のなので月謝も安く、低所得者にはさらに優遇処置があります。
そんなことからも、入るためには夜を徹して並ばなくちゃいけない、とか、画一的な指導しかしない、とか、先生によっては厳しすぎたり、やる気を削ぐような人もいる、という批判的な声も聞きます。

モンマルトルの丘から見たパリ
ナタリーちゃんは、ベルサイユ音楽院に通って早9年目。
ベルサイユは地域圏立音楽院なのでレベルも結構高いらしい。パパが頑張って、志願書を持って夜中から並び、ベルサイユの音楽院に入れたそう。

ナタリーちゃん、音楽院では、かつて良い先生に就いてたこともあったんだけど、この何年は厳しくてネガティブ指導する先生に担当され、ぐっと辛抱しているそう。

この前のナタリーのママ、マリーとのお茶では、夏休み明けから、ナタリーちゃんがこの先生に、理不尽な仕打ちを受け、才能を否定するようなことも言われてガックリしている、という話でした。

私「ひどい!それも夏のコンクールに優勝したばかりなのに、意味不明じゃない?」
と私が憤ると、
マリー、以下、マ「そうでしょう? 」
私「ほかにも先生はいるんでしょう?だったら、音楽院の上に訴えて、別の先生にして貰えば?」
マ「私もナタリーにそう言ったんだけど、ナタリーは、『このままでいい、だって、試験のときに、この先生に当たったら意地悪で厳しい点数つけられちゃうかもしれないから』っていうの。」
私「え~?でも、ナタリーは別にプロのピアニストになろう、とか、そういうのじゃないんでしょ?」
マ「うん、ただピアノ好きだっていう、それだけなんだけど・・・・・・」
私「だったら、仮に運悪くその先生が試験官になって悪い点数つけられたとしても、どうだっていいじゃない? もちろん、目に余るような不公平があったら、上に訴えればいいんだし」
マ「うーん、やっぱりそう思う?」
私「思う!」
マ「でもね、ナタリーはそれは嫌なんだって。やっぱり高評価が欲しいんだって。夫も、下手なリスクは取らない方がいいっていうし。それに、あと一、二年もしたら勉強で忙しくて音楽院も辞めると思うから、それまでの辛抱だし。」
私「・・・・・・」

私にはワカラナイ。
そりゃ、人間、評価が高い方が嬉しいですよ。でも、だからって、14歳にして理不尽を受けいれるのって、どうよ。それも、ナタリーちゃんの将来に、そんなに大切なことでもない、というのに。私だったら、あと一、二年も嫌な思いしなくちゃいけないなんて、勿体ない、と思うんだけど、

マ「私も、ミキと同じ意見だったんだけど、夫に任せることにしたのよ。私、地方育ちだから、こういうシステム、イマイチ分かってないの。夫が僕に任せなさいって。あの人は、ベルサイユ育ちだし」
私「そうだったんだ!」
マ「そうなの、リセ・オッシュだったのよ」

ああ、そこで分かりました。ご主人がオッシュ校だから、ナタリーもオッシュ校希望なんだ。

マ「それもあると思うけど、うーん、でもやっぱりナタリーの性格だと思う。長男はオッシュに興味なさそうだもの。ナタリーは、本当に負けず嫌いだから、ベルサイユではオッシュが一番なら、そこに行きたいと思っちゃうんじゃないかな。」
私「すごいね。私、そういう志持ったこともない。」
マ「フフフ、それは貴女がジャポネーズだからでしょう。フランスは、みんな上を狙うのよ」
私「・・・・・・(夫はそうでもなさそうだけど、あの人は変わり者だからね)」

マ「ナタリーは、学校で小テストがある度に、猛勉強するの。満点とりたいんですって。」

私は、満点回答をみたことがないです。フランスではそれくらいレアなものなんだけど。

マ「ナタリーは、もし満点でないとしても、クラス一番を目指している。
テストの朝とか、もう『ああ、どうしよう、良い点数取れなかったらどうしよう』ってストレス一杯なの。
普通は親がせき立てるものなのに、ナタリーの場合は逆。私が『大丈夫よ、それにいいじゃない、少しくらい失敗しても』っていうんだけど、『でも嫌なのよ。私、良い点数取りたいの』って」
日射しは秋
こういうのをコンペティティブというのでしょうね。自分自身にコンペティティブ。
素晴らしいと思うと同時に、ちょっとかわいそう。いつもプレッシャーがあるなんて。
まだ14歳なのに。

そのうち、ご長男さんの留学の話に移ったので、
私「ナタリーも外国で伸び伸び勉強楽しみたい、とか言わないの?」
マ「あの子は言わないわね。音楽院もそうだけど、このフランスのシステムが心地よいのよ。優位に立っているし。」
私「ストレス一杯なのに心地よいの?」
マ「うーん、心地よいというか、慣れというか。で、その中で闘うのが好きなんだと思う。」
私「闘い・・・・・・」
マ「そう闘いなの。あの子の口から、勉強が楽しいなんてセリフ、聞いたことないもの。私も疑問を感じることがあるんだけど、夫もそういうところがあるし、フランスって、特にパリとか大都市ってそうなんじゃないの? 点数点数、順位順位っていう。そんな中で育ったから、ナタリーも、夫も、闘っちゃうんじゃない?止められないんだと思う。」
私「なるほどね-」
マ「トップに立ったときの快感とか、たまらないみたい。ナタリーも、コンクールで優勝したとき、すごく嬉しそうだった」
私「アドレナリン」
マ「そう、そんな感じ。中毒にならないといいけど、ハハハ。」
私「(笑えない)」

これがフランス人なんだ、エリートなんだ。
日々闘い。日々上昇。一つ一つのゲームで確実に勝ちを取っていこうという。
ファイティング・マシーン。

マクロン大統領なんて、まさにこんな感じで大統領まで上り詰めたんだろうな。上へ上へ、と求めずにはいられない。その理由とか、あんまり考えていなさそう。ただ単に、自己実現。自己達成、それだけ。
そして、そのための手段も選ばなさそう。でも頭良くて良い子だから、これ見よがしに法は犯さないかな?

先日亡くなられたシラク大統領やサルコジ大統領は、自身の上昇志向も勿論あっただろうけど、それでも、フランスという国に対するリスペクトや愛が、彼らの政治的決断の背景にあったと思うんですが、どうでしょう。


マエストロと義妹の黒猫君
毎回仲良くなるのに時間が掛かるんです
最後にもう一つの現代フランスの典型的なエピソードを。

多くのフランスの中学校では、最終学年で、一週間ほど、社会経験をする事になっています。インターンシップってやつです。獣医さんや花屋さんに行くコ、親御さんの会社を見学するコ、行く場所がないコは、学校の給食配膳を手伝うらしいです。

ナタリーちゃんは、どうするかというと、
マ「あの子は理系だから、○×研究センターに夫が知っている人を通して申し込んでOKもらった。もしかしたら将来、何か役立つネットワークができるかもしれないから。写真とかも、ちょっとそれ風に白衣着せてさ、可笑しいでしょう? メールも夫が書いたと思う。」

インターンシップは、社会人となる準備体操なのに、コスプレさせていいんだ、そして、そこまで親がかりでいいのだろうか、と思ってしまうのですが、夜、夫にこの話をすると、
「フランスの社会はそうやって動いているんだよ」
と驚きもせず。

「従妹のイザベルは、子供達4人の勉強をいつも手伝って、テストの出題傾向も、バカロレアも、インターンシップも、全部フォローしてグランゼコールに入れたっていうのが自慢なんだ。内申を上げるため、宿題をやってあげたこともある、って高笑いしてたよ。『内申上げる裏技なんていくらでもあるのよ』ってさ。」

ああ、だから、この前の父母会で、「もう『宿題点』というのはやめにしました」って言ってたのか、と腑に落ちましたよ。

「・・・・・・そういう親がかりの、節穴だらけのシステムのお陰で何が起きてるか、知ってるかい?
会社の若い人に、例えばデータ集計を頼むだろ。すると期日過ぎても何の提出もない。どうしたんだ、と聞くと、少しムッとした顔で、『だって、データ渡してくれないから何も出来なかった』って逆ギレされるんだ。
次回はこうやるんだよ、って手取足取り教えてやっても、『そういう些末なことをするためにグランゼコールに行ってこの会社に入ったんではないんで』って言うんだよ、いやほんとの話。」
・・・・・・だそうです。

こういう若い人に比べれば、ナタリーちゃんはやっぱり立派。
自ら勉強し、自ら自分のベストにチャレンジし続けるんだもの。親の影響もあるだろうけど、親主導ではなく、あくまでも自主的に邁進しているし。
ナタリーちゃん、頑張って欲しいし、成功して欲しい。

・・・・・・と、同時に、もっと肩の力抜いて、ピアノも、勉強も楽しんで貰いたいなぁ、とも思う。

「秀でている」ことは、そんなに大切なことではない。「秀でている」から幸せになるものでもない。それに、秀でてていたい、と思うのはある意味驕りとも言える。
子供を秀でさせようとする親は、何でそうしたいのか、考えるべき。そうでないと、本末転倒なことが起きるかも。
……みんな分かっているんでしょうね。それなのに、ついつい、その落とし穴に落ちてしまう。

自戒を込めて、書いておきます。
子猿たちは、エリートでなくても良いです。でも、ハッピーでいて貰いたい。そして、苦境でも笑っていられるような逞しさを身につけてもらいたい、それだけです。

以上、フランスのエリートについて、でした!
また行きます!
 



2019年8月13日火曜日

ブログ再開です!

大変ご無沙汰しております。
皆様、お元気でいらっしゃいますか。
日本は今年も暑い夏を迎えていると聞いていますが、夏バテなどされていませんか。
どうぞご自愛されますよう。

こちら、ベルサイユでは、6月終わりに熱波がやって来て40度越えしたこともあるのですが、それも一週間で終わりました。日射しは強いものの、夏至を過ぎて以来、朝の訪れが少しずつ遅くなっていて、最早晩夏の趣あり。

そんな中、子供達は田舎で従兄弟達と、私と夫はベルサイユで日曜大工、そんな夏を過ごしています。

前ほど、ブログを書きたい、という気持ちがなくて、前回の更新からこんなに間が空いてしまいました。


理由は色々。

一つは、インスタグラムやツィッターで発信しているため、言葉が心の中に溜まることが少ない、ということ。

二つは、政治のニュースで気持ちがハイジャックされていることが多く、だからといって、浅い知識で政治批判をずらずらと書くことはしたくないことがあり、


三つは、ブログが私の中でどういう位置にいるんだろう、と考えていて、まだ答えが出ておらず、ということもあります。


台所のキャビネットがほぼ完成しました。
50年前に建てられたわが家。
そのときに大工さんに作って貰ったと思われるキッチンキャビネットです。
造りはしっかりしているから、壊したくないな、
と思って扉のペンキを剥がし、色々遊んでみました。
今は色んな媒体がありますね。
従来のテレビ、ラジオ、新聞、雑誌のほか、各種ソーシャルネットワーク・サイト、あとユーチューブ、インターネットTV......。

ちなみに子猿たちは、古いトランジスタラジオがお気に入り。自室にいるときは、ラジオのスイッチを付け、ワグナーやラフマニノフを聞いているようです。

そんな品の良い(?)息子達を横目に、母猿である私は、最近、好きな「ユーチューバー」を見つけたばかりです。ユーチューバーたるものが何かは知っていましたが、興味が持てずにいました。そんな時に、「中田敦彦のYoutube大学」を知り、子猿たちのラジオではありませんが、この夏は、彼のレクチャーを聴きながら、ペンキ塗りやら、組み立て家具に取り組んだりしていました。

中田敦彦のYoutube大学は、漫才コンビの一人である中田氏が、政治や歴史、おふざけも時々あるのかな?ありとあらゆる分野を分かり易い言葉で講義をします。
中でも、文学の講義がとてもいい。漱石、太宰、三島の作品を各人が生きた時代と関連づけた中田氏の洞察に聴き入ってしまいました。
この方の番組はラジオでもいいかもしれませんが、やはり中田氏の顔が見えた方が、話に食いつきやすく、集中出来ます。ほんとに授業を受けているような感覚でノート取りたくなる時もあり、Youtubeの持つ力をあらためて知った思いです。

ついでに他の媒体についても、一ユーザーとしての拙い感想を述べますと、

インスタグラムは、これ以上の発展が難しい気がします。もう綺麗な写真、驚きの写真に目が慣れちゃってて、驚かない自分がいます。もう飽きがきている。
友達の個人的な写真やストーリー性がない単なる画像は記憶に残りませんし、興味も薄くなっています。私がそうなのですから、若い方や感性鋭い方はもっとそうでしょう。

ツィッターは面白いと思います。ビジュアルは強い、と言いますが、いやいや、やはりビジュアルより言葉の方が力があるのだと思う。ただ、リツィート機能を作った人が後悔している、といっているように、非常に危険な媒体だとも思う。フェイク・ニュースが拡散することをどうやって防げるのか。言葉の暴力をどうやって取り締まるのか。

そして書籍。
出版界はまだトンネルの中にいる。
出版界、良い本を発掘するマンパワー不足ですし、それを的確にニーズがあるところに届けるマーケティング力不足。前者は人が必要だと思う。後者はAI技術を駆使したらもっと改善出来ると思う。
ただ、改善したところで、昔のようなバカ儲けはない、と思う。でも今という時代を描く小説が数冊しかない、そんな国ってどうよ。文学って大切。特に日本のように宗教がない同然の国にはとっても大切だと思います。

マエストロも元気です。現在6キロ弱までダイエットに成功。
何もかもド素人の私なのですが、媒体に限らず、時代が日々変わっていることを感じて止まない今日この頃。
各媒体や「何か」を作っている人達自身、それが今後私達の生活をどう変えていくのか、イメージすることできないまま、技術の進化に任せて「更新」を続けているのでは?

そんな将来がみえないことに、何か可能性が見えてくるかしら、とワクワクするとともに、書くことが大好きな私は益々路頭に迷うだけなのかしら、と憂うつにもなり。

でも、書こうと思います。それが好きなんです。止められない。
ということで、ブログももっと頻繁に書こうと思います。
ご静読ありがとうございました!!