2011年9月5日月曜日

テレビっ子のサーティワン

長いこと海外に住んでいると、日本の芸能情報についていけなくなります。嵐もAKBもわかりません。テレビドラマのストーリー紹介読んでも、こんな のが受けるの?って感じです。ただ単に私が年取ったのかもしれないけれど、やはり、私がテレビっ子だった70、80年代はテレビの成熟期だったのではない か、と勘ぐっています。

というのも、先日、テレビドラマについて思い出す機会がありました。
私のお気に入りは「ムー一族」。ご存知ですか。
樹樹キリンと郷ひろみの「林檎殺人事件」が売れたお笑いドラマです。大好きな伊藤四郎が足袋屋の親父で、郷ヒロミは三浪中の次男で、トイレに行くと近田春夫が出てくるという、かなりシュールでふざけたストーリー。

その他にも、「ちょっとマイウェイ」とか、向田邦子モノとか、「傷だらけの天使」とか、「俺達は天使だ」、とか、「俺達の旅」でしたっけ、思い起こせば切がないほど、秀作のドラマが沢山ありました。
バラエティーも、なんといってももドリフターズがいて、あとザ・ベストテンとか、ベストヒットUSAとか、夜のヒットスタジオとか、もうその日は楽しみにして夜を待っていたものでした。

テレビを観なくなったのは、90年代です。あのショッキングピンクの字幕テロップがでて、お笑いの人のセリフを強調するように出すようになったあの頃から、テレビを観ると疲れるようになったのです。仕事初めて精神的にも疲れていたのでしょう。

こんな風に昔を懐かしむアラフォーオバサンのつぶやきを続けさせていただくとすると、もう一つ、わが青春の思い出に欠かせないものとして、サーティワンのアイスがあります。

あ る年の誕生日ケーキ、母が用意してくれたのは、たしかサーティワンのアイスをはさんだアイスケーキで、本当においしかったですし、中学の頃駅裏のサーティ ワンに、さやかちゃんと一緒に寄って食べたわ食べた。夏はオレンジ・シャーベット、冬はロッキーロードにベリーベリーストロベリー。ダイキリの涼しげなペ パーミント・ブルーにうっとりし、ジャマイカなんとかでコーヒーの美味しさに目覚めた・・・。何よりも、当時はビリージョエルの「オーネスティ」が流行っ ていて、竹内まりやもまだ不倫の歌を歌っていなく、「私、アメリカ留学帰りよ」的な歌を歌っていたし、私の中ではアメリカ文化への憧れが積乱雲以上にモク モクしていたころでして、アメリカから来たサーティーワン・アイスは「This is America!」って感じだったのですよ。ミントチョコアイスを食べてはアメリカの西海岸あたりのハイスクールガールになった気分を味わっていたので す。

その後、ビリージョエルはアップタウンガールと離婚し、日米関係の暗い歴史を知って無邪気に大好きと言えなくなり、サーティワンよりハーゲンダッツが売れ、と時代は変わりました。テレビもケーブルやインターネットとか、メディアの多様化で複雑らしいし。

良い時代に青春を送ることができた、とまとめることもできるけれど、やっぱり、今をもっと良い時代にして欲しいな、と思います。どうなんでしょ、そこら辺。日本に住んでいると、今のテレビもアイドルも、きらめいているのかしら。今、このグローバルな世の中、何かに対する強烈な憧れとかって存在しているのかしら。

ところで、同世代の友人との会話で、「やはりサーティワンはイケてるね」という結論です。ハーゲンダッツ、美味しいけれど甘すぎるし、高すぎる。Ben &Jerryも別にへぇーって感じだし、ジェラートは私の中では別枠ですし。
パリにあるのでしょうか、サーティワン。ご存知の方教えてください。

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