2011年11月7日月曜日
週末日記
フランスは先週末に冬時間に変わり、朝方に熟睡する傾向のある私にとっては1時間オマケの睡眠が心地よいこと。
それにしても昨日は計12時間以上寝ました。食事もヘビ目で、多分3000カロリーは食べたと思う。中年太りまっしぐらな生活でした。
一つ嬉しかったのは、やっと目指すタルト生地のレシピに出逢ったこと。簡単で(大切)サクサクでなく、ガリガリっとしていてバター 風味の強いのを、と自然体で、それでも彼是20年くらい探していたのですよ。キーは、バターをちょっと焦がすくらい溶かしたものを使うことでした。昨日の は、中身のフランジパンが怪しい色になったので写真は撮りませんでしたので、また別の機会に別枠で、レシピ入りで、タルトの写真を載せます。
あとは何したっけ?
そうそう、今朝は3月11日のことを思い出していました。
あの日は、いつも習慣で朝グーグルニュースCKで地震があったとは知っていましが、どうせまた震度5くらいでしょ、と気にせずにいたのです。
それが、掃除機かけているところに、パリ在住の親しい友人が電話で「大変らしいよ」と知らせてくれて、ニュースみると大変なことになっている!頭 が回らないなか、心臓だけは激しく打ち、大急ぎで実家に電話を試みました。あの時は日本が午後3時くらいでしょうか。電話は繋がらなくって、何回も掛け直 しているうちに涙がこぼれ落ちる。首都圏なので、大丈夫だと分っていたけれど、揺れた時にどんなに動揺しただろう、とか、想像して……無駄に動揺していた のは私でした。
そのうち、父と繋がって、「え、何で知ってるのぉ?へぇ、フランスでもニュースになってる?まぁ、すごい地震だったわな」と気の抜けるような返答。ついつい笑いながら、「あぁわたし、今この人に救われたわ」と思ったのです。
決して近い関係の親子ではなかったし、心も通い会わないことが多かったけれど、頼りがいのない親なんだけど、私も親も歳を重ねると、この人たちがいてくれることがうれしいです。いてくれるだけでいいの。
両親のこと、日本のこと。祖国って大きな言葉だけど、震災があり、祖国ってこういうことなんだなって認識せずにいられない。
あとは、あとは何だろう。何したっけ?
余り思い出せませんので、先ほど観てきたバガテル庭園の紅葉が素晴らしくて、
「ぼかぁ、しあわせだなぁ」と加山雄三入ったところで〆たいと思います。
皆さん、どうぞ良い一週間をお過ごし下さい!