2014年1月15日水曜日

セールじゃ! パリのソルドにて思うこと

パリ近郊にお住まいの方へのお知らせ♪

友人が赤ちゃんサークル『プチ・わ』を主宰しています。
フランスで子育てをする上で共有したいこと、聞きたいことってたくさんありませんか? そんなママたちの情報交換の場になったらいいな、そして赤ちゃんたちにとっても楽しいひと時になったらいいな、という気持ちから始められたそうです。
対象は0~2歳の赤ちゃん(とその保護者)
週一回、パリ9区で開催中です。ご興味ある方は、コチラ(petits.wa@gmail.com)までメールで問い合わせてくださ~い。

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さて、先週の水曜日よりフランスで冬のセールが始まりました。

無関心なときもあるけれど、今回は結構物欲があり、先週は子猿たちの来年用の冬服、運動靴、革靴と、夫のやはりズボンのインベントリーをまず購入しました。

兄猿のために、念願のダッフルコートを見つけたので買ってしまった!47.50ユーロなり。
Massimo Duttiの子供服はほんとうにカワイイのです。
ダッフルコートはパディントンベア好きだった子供の頃からの憧れでした。
ちょっと高いけれど、いずれちび猿も着るだろうから、兄猿のものは気前よく買っちゃう。

そしたらちび猿が「ボカ、新しいものない」
とつぶやくので、Monoprix(スーパー)でこんな→セーターを買ってみました。これは15ユーロ位だったかな。

私用も、ちょっとすごい買いっぷり。コート、ダウン、ショートブーツ、ズボンかな、今のところ。あとはロングブーツが欲しいのですが、これが中々見つからない。佃煮にするほど店頭には並んでいるのに、気に入ったのが見つからないという、何なんでしょうね。

それにしてもブティックに行く度に思うのは、服の値段が安いということ。

例えば、私が大学生だった頃、東京でよく覘いてたトゥモローランドとか、ノーリーズ、ビームスなどでコートを買おうとしたら、7万円前後したものでしたが、同じような品質、デザインのものが、今ならZARAやCarollなどのチェーン展開しているブティックで、正価で250ユーロもしません。

20年前の7万円と、今は250ユーロ。為替変動で今は140円台ですが、ちょっと前は100円切ったこともあるユーロですし、日本の価格とフランスの価格の比較じゃオレンジとりんごを比べているようなものか。
でもまぁ、90年代にパリでコートを買ったことがありますが、その時も円換算すると7万円くらいだったと思います。
インフレを考えると誰が何と言っても、服の値段は下がっていると思うのです。

高校生の頃は、Do Familyというカジュアルブランドが憧れで、ここは確かジーンズが6800円前後という、高校生には高い価格設定でした。ここはカワイイ三つ折りソックスがあって、(当時の流行は、50s、60sだったから)1300円と高かったのですが、買ったものを入れてくれるお店の水玉模様のビニールの巾着型の袋が欲しくてね。ジーンズは買えないけれど、ソックスを買って、その袋を体育着入れにして学校に持っていこうと思ったら、ソックス用の小型の袋に入れられてがっくりしたのも、ほろ苦い青春の思い出です。

大学生になった頃にはデザイナーズ・ブランドが流行り、スカートが2万円、ちょっとしたカットソーのトップスが平気で1万円以上してました。
80年代の終わり、時代はバブルの終焉の頃です。
当時の私は、勉強など一切せず、時給850円で、外資証券会社でバイトしまくっておりました。
オフィスにはお金を入れなくてもコーラ類が出てくる自販機があって、こんなところで「アメリカはお金持ち」と思っちゃった、頭・心・懐、全てが貧しい大学生だった頃。

そのバイト代を大して好きでもない洋服につぎ込み、女子大生ブリたかったバカな私。
これもほろ苦いを通り越し、みっともなく酷なる若かりし日の思い出です。

そのあと、日本で就職して、思うところあって海外に出て、結婚し子供を産んで、また少しずつ社会復帰している。
若い頃の私からみたらオバサンを通り越した年になっている。

でも好きな恰好は中・高校生の頃、MC Sisters(というティーン向けファッション雑誌があったのですよ)でみた、アメリカン・カジュアルやちょっとコンサバな「洋装」。

今の東京ファッションとでも呼ぶのでしょうか、ちょっと和風な洋装というか、敢えて美を壊したり(あのストッキング素材のハイソックスがワカラナイ)、アンバランスを楽しむ(あのお人形メークとかがワカラナイ)のとか、ゴスロリ入っているのに対して、80年代、90年代初頭に流行った、ハマトラとか、アイビールックとか、フィフティーズ、シクスティーズは最後の本格「洋装」だったと思うのです。アメリカ文化への憧憬(ま、美化なんだけどね)が汚されていなかった最期だったのだと思う。

……とにかく、そんな、高校時代に憧れたスリムジーンズが今はZARAで25ユーロとかで買えるし、カシミア入り、絹入りといった高級素材も手が届く価格設定になっている。ポロシャツも、昔はあのワニマークにこだわったものでしたが、今は安いものでも十分可愛く袖がつぼまっているものが見つかるし。

もう一つ、変わったなぁと思うのは、「年相応の」ファッションという呪縛が解けていること。 昔の私だったら、40後半にもなって、ハラも出かかっているのに、こういう恰好は「年甲斐ない、恥ずかしい」と思ったかもしれない。でも、気にせず着ちゃえる。

値段による縛りがなくなってきているだけでなく、ファッション観も自由になった今という時代はいいなぁと思います。

さぁ、今日も街に繰り出す用事があるので、幻のロングブーツを求めてさすらってきま~す♪





4 件のコメント:

  1. 同年代の美紀さん、今回もとても楽しくニヤニヤしながら読ませてもらいました。
    私もDo famlyやらノーリズやら上記のお店に通ってました。それにしても美紀さんすごい記憶力ですねぇ。ハマトラなんて懐かしぃー!高校の頃、制服のブラウスをハマトラにするのが流行ってました。
    昔と今の服の値段、今は工場も昔と違ってかなりグローバルで大量生産。その分昔よりかなり質は劣っている気がします。長く着られないと言うか。
    私は古着屋さんご用達なのでそれは実感してます。zaraとかで新品で買うより古着でちょっと昔の物を買った方が質がいいのです。
    それにしてもあの時代のデザイナーズブランド(DCブランドでしたっけ?)、今考えると本当に笑っちゃいます。何であんなものにお金をつぎ込んでいたんでしょうか…。Rope, Y's, Persons, コムサ・・・・なんてのよく買いました。バーゲンで…。

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  2. Amichablisさん、コメントありがとうございます! 古着屋さんを使われているのですね。私にとって未開の分野です。オフィスの隣に古着屋さんができたようだから行ってみようかしら。
    ホントホント、今の服は質は劣っていると思います。せっかく気に入ったアイテムにであっても、すぐダメになっちゃうのは残念です。

    一方で、DoとかDCブランドのあの高価格は正当化できない。幾ら質がよくても、コットンのスカーフが1万円とかでしたからね。

    ところで幻のブーツ、見つかっていないのです。やっとわかったのですが、今年のトレンドは少し太めのブーツらしい。私が求めているのはストレートでどちらかと言うと細め。でもどの靴屋もトレンドに合わせたブーツしかないらしいのですよ。
    もうちょっと多様なニーズに合わせた品ぞろえっていうのをやってくれればいいのになぁ、と思ったりする、我がまま極まりない一消費者です。

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  3. みきちゃん、イタリアのデザイナーものなら細めあるんじゃない?何時の時代も細めが好きな人はいるし、そういう融通きかせてるのはイタリアものじゃないのかな?

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  4. 蝶々夫人様、コメントありがとうございます! イタリアものねぇ。実はお友達がイタリアで買われたブーツがいいな、いいな、と思ったところから私のロングブーツへの憧れが始まったのでした。そういえば、イタリアもの、とかそういう観点で探してませんでした!
    今年のトレンドはちょっと太目なため、ブーツの上の部分がカクカクっと尖って見える(わからないですよねぇ、これじゃ。膝ちょっとしたで止まるでしょ、ブーツが。あれがハイソックスみたいにぴったりしないから、突き出るんです)、あれが気になってしょうがなく。それでも町に出るたびに、「ロングブーツ・・・」と探している自分がいやで、結局、大して細くないけれど、長靴風のを買ってしまいました。40%オフで、100ユーロでした。でも、履きやすいのと暖かいのが嬉しくて、おしゃれというより、実用性にほれ込んでいます。

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