コーヒーぶっ掛けてしまったPCがやっと直りました。慣れ親しんだPCはやっぱりいいですね。
キーボードを水洗いするという大胆な指導をしてくださったコウイチさん、どうもありがとう!
さて先日、他の母子コンビ達とParis Plageなるものにいって来た時のこと。帰りに集中豪雨に会いました。
パリ・プラージュ=「パリの砂浜」と歌ったこの夏のイベントは、セーヌ川沿いで、ビーチライフを疑似体験しましょう、というものです。「こんな子供騙しの イベントなんて興味ないわ」と毎年無視していましたが、悲しいかな、子供がいると敢えて騙されてみようか、という気持になるんですね、母猿というものは。
お弁当もって、水筒持って、タオル持って、そしてお天気不安定なので、雨合羽持って、行ったわけですよ。
パリ・プラージュ、こんな感じです。
(Bassin de la Villette)
キーボードを水洗いするという大胆な指導をしてくださったコウイチさん、どうもありがとう!
さて先日、他の母子コンビ達とParis Plageなるものにいって来た時のこと。帰りに集中豪雨に会いました。
パリ・プラージュ=「パリの砂浜」と歌ったこの夏のイベントは、セーヌ川沿いで、ビーチライフを疑似体験しましょう、というものです。「こんな子供騙しの イベントなんて興味ないわ」と毎年無視していましたが、悲しいかな、子供がいると敢えて騙されてみようか、という気持になるんですね、母猿というものは。
お弁当もって、水筒持って、タオル持って、そしてお天気不安定なので、雨合羽持って、行ったわけですよ。
パリ・プラージュ、こんな感じです。
(Bassin de la Villette)
子供の為のアクティビティーも沢山。 (Bassin de la Villette)
砂場も充実しています。子供達を遊ばせるには格好の場所です。(天気が良いとすごい人手らしいのでお出かけになるときは覚悟してください、ルーブル付近撮影)
怪しげな空模様でしょう?
そしたら案の定、夕方に集中豪雨にあったのです。バケツがひっくり返ったような雨、雷。運河沿いでしたので、水位の調節が利くとは言え、うっすら身の危険 も感じるほど。雷がピカっと光ってから、ドドーンという音がするまでの間隔が短いほど、雷は近くにいるんだっけ、と昔習ったことを思い出しながら指を折り 折りカウントし、しばらく待っていましたが雨脚は弱まりません。
やがて、雷が遠ざかった頃、思い切ってメトロの駅に向かうことにしました。パリのメトロは悪天候に弱いので、止まってしまう前に帰ろうと思ったわけです。
大雨の中では、傘は役に立ちません。子供達総勢4人、ママ達3人、ずぶ濡れになりながら歩きます。道は泥川のようです。
気づくと、隣の6歳の兄猿が「う、うっ」とうめきはじめました。
オララ、一番お兄ちゃんが泣いちゃうなんて。
「ううぅ、ううぅ」とうめきながらも歩いています。最初は「ほら、頑張れ」なんて声を掛けていたけど、泣きたい気持もわかるので、「いいよいいよ、泣い ちゃえ泣いちゃえ」に換えて、歩き続けます。4歳児はビスケット貰って食べながら歩いていたのに、ビスケットが雨に溶けて消えてしまったことが理解できな いようで、きょとんとしながら手に残った食べかすを舐めています。まさに猿ですね~。
ようやくメトロに付き、電車に乗り込む。ホッとしたママらは口々に「驚いたね、やられたね」と笑います。もう笑うしかない、って感じですよ。足元は水溜りができるほど、完全なる濡れ鼠ですもの。子供達には「よく頑張ったね」と話しかけるけど、みんな放心状態です。
私達は直ぐ乗り換えですので、皆にお別れし、電車を降ります。乗り換えの駅は、こんな感じです。
お、まずいな。駅閉鎖かな。
電車が出るか、出ないか、ヒヤヒヤしながら待つこと5分。なんとか、出ると。帰ることができそうです。
この経過をじっと見つめていた兄猿。その後も車内アナウンスがあるたびに、兄猿が、「どうしたの?帰られないの?」と心配します。「もう大丈夫、ちゃんと 動くって」と言っても電車が止まる度に不安気です。やがて電車がスムーズに走り出す頃にはやっと安心したらしく、口を開き始めました。
「水が一杯で、車も流されるかと思って恐かったから泣いた。」
「これからは天気が悪いときは出かけないようにしよう」
「傘がなくても大丈夫だったね。だってあっても雨がこう(水平に)降ってきたら役に立たないもんね」
と、何回も繰り返す。余程、驚いたのでしょう。
隣で4歳児はひたすらカップケーキを食べます。幼すぎて状況が見えないのな。
私も、4歳か5歳の頃に、兄、姉とプールに行ってたとき(誰か大人もいたかもしれないけれど、親はいませんでした)、突然ミニ嵐にあって、地下室に避難さ せられたことを覚えています。兄は恐がっていたけど、私はよくわからず、ドラマティックな状況にワクワクしていたような記憶が…。あの時Jubiさんは何 してましたっけ、覚えてますか。
さて、もうじき到着、大変だったけど、自然の脅威を垣間見せることができてよかったのかな、なんて思っていたら、津波のことが頭に浮かびます。
すると、、
「でも、日本の地震に比べたらなんでもないね。」
とポツリ、兄猿が言う。
本当、被災者の方々の恐怖を思えば、なんでもない。あらためて、あの悲惨な映像に想いが飛びます。
「かわいそうだね」というと、「かわいそうだね」って子猿達が答える。
「帰ったら僕達は家があるものね?」と確認を取るように兄猿。うん、あるよ。
その翌日、リベンジ!ということで今度はルーブル近辺のパリ・プラージュのエリアに行きました。この書き込みを観て、パリ・プラージュ行こうと思われる方、こちら、ルーブルのは子供向けのアクティビティーが少ないので、どうせ行くなら、頑張ってBassin de la Villetteまで行った良いでしょう。でもまぁ、お祭りみたいで楽しかったです。
天気?なんと、また雨に降られました!
それでも雷雨ではなかったので、「こんなの、なんでもないね」と猿達は帰りたがらず。
そんなこんなで本日はメチャクチャ疲れている母猿です。