2015年8月28日金曜日

瞑想時間

ご無沙汰しております。
午前10時、気温は23℃の横浜です。
暦はまだ8月なのに……。今週から劇的に涼しくなりました。まるでパリのような、夏から秋への様変わりようです。

今朝は余りに涼しいので、近くの公園にウォーキングに行ってきました。
散歩より少し早足に、腕もしっかり振って、ひたすら歩く。

いつもは夕方に歩いています。
7月よりいつの間にか日課になっていました。
最初は夫と2,3周、それが彼が仕事で遅いときが続き、一人で歩くようになりました。
それでも、夫が仕事で早いときは、時々一緒に歩きます。
また、気まぐれな子猿たちが、時折一緒に走ります。
でも、そうじゃないときは一人。
公園内をぐるぐる10周歩く。

音楽も聴かない。
鼻歌は時々。
「飽きない?」
「全然!」
百日紅って本当に100日間、咲くのかな。
7月以来、いつも私のウォーキング・タイムに色を添えてくれて、
感謝!

最初の一周は、唯々、気持ちいい。
新鮮な空気が美味しくて、クーラーで冷えた身体に夕風が心地よくて、公園の緑が美しくて、
唯々気持ちいい。

二周目辺りから、公園の静寂さに気づく。
風の音や蝉しぐれしか聞こえない。
一日中、子猿たちのおしゃべりやケンカがBGMでしたから、この静かさが染みいります。
何というのでしょう、脳みそがストレッチを始めている、そんな感覚です。

三周目辺りから、徐々に瞑想に入っていく。色んな方向に考えが飛びます。

木陰に入り、秋の匂いがする風が吹けば、何故か、昔聞いた、松山千春の歌が思い出されます。
この歌、同年代の方は分かるかな?
季節の中で♪
うつむきかけた貴方の前を
静かに時は流れ
めぐるめぐる季節の中で
貴方は何を見つけるだろう

この歌に出てくる「貴方」のように、多感だった頃を思い出します。
時は本当に流れて往きました。


また、木々の葉っぱを揺らすような風が吹くと、この季節に亡くなった友達のことを思い出し、「元気?そっちはどう?」なんていう会話を心の中で勝手にしたり。



夏草の匂いが風に乗ってくると、突然、ノスタルジックな気持ちになります。
子供の頃を思い出しているのだと思うけれど、具体的な想い出は浮かばない。
唯々、とてつもなく懐かしい気持ちになる。


公園は軽い勾配があり、高いところからいざ下り坂に入るとき、視線を少し上げると、神々しいまでに美しい夕焼けが見える時もあります。こんなときは、唯々、心が満ちてきます。


時間にすれば40分ほどのウォーキングタイム。
この40分の間に、私のSoulは自由自在に旅する。

今では、この夕方の40分が楽しみで、この時間を確保すべく、午前中から段取っている感あり。
そういう意味でも生活にメリハリをもたらしてくれています。

子猿たちは今週から新学期スタートしています。兄猿はインターナショナルスクール初等部最終学年の5年生、チビ猿は3年生になりました。

「ぼか一番好きのは、ホームランチを食べるとき」
なんて言われた日にゃ、作るしかないよね、母猿としては!
軽井沢で見つけた曲げわっぱにぞっこん♡な今。
大人も新学期、私もちょっと新しい試みをしてみようかな、と思っています。

皆さんは、この秋、何か計画してますか?

2015年8月7日金曜日

私の夏

皆様、お暑うございます。
いかがお過ごしでしょう。
この夏は余りの暑さに頭がショート気味ではありますが、それでも「いい夏」です。

私が清少納言だったら、「春はあけぼの」の前に、「日本は夏」と始めたい。
この夏を体感してこそ、日本が分かると思うのです。
この暑さを乗り越えた後に来る秋、そして冬、という季節の移り変わりは、夏を過ごしてこそ深みを持って感性に訴えるんだと思う。

さて、6月上旬(そうですよ~、インターナショナルスクールは6月に修了なのです)に始まった、我が家の長~い夏休みをフォトログでお伝えします。

西表島、ほんとにきれいな島でした
ネス湖に似てた、山中湖
夫は新しいカメラで色々試しているようです
富士山!
余りにきれいなので、登ってみることにしたのですが、
それがきつかった!
山下公園の花火、豪華だったこと!
自転車の夏だったね
地元のお祭りにも仲間入りさせていただきました
憧れの軽井沢にもお邪魔しました。
苔が敷き詰められた森、輝いてました
青々とした紅葉もいいよね
三笠ホテル
横浜の洋館といい、当時の日本の西洋文化に対する

とてつもない憧憬が感じられます。
軽井沢から帰ってきた昨日、庭のぼうぼうに生えている夏草に映る日射しが変わっていることに気づきました。
たった2日留守にしていただけなのに、草も影も急に伸びていて、ふと空を見ると、青さが深くなっている。風も心なし軽くなってたし、と思って暦を見たら、明日は立秋とのこと。

はて、立秋とはなんぞや。
何やら、太陽が135°の角度になる日らしいです。
暦上は秋スタート!ということなのですが、35℃超えの毎日では中々その気になれない?

この夏は、夕暮れ時にウォーキングを始めたのですが、
昨夕、いつもの時間にスタートしたら歩き終わる頃にはすっかり夜空でした。
こんなに日の長さが変わる国でしたっけ、日本。
それとも、年を重ね、残り時間が半分以下になってくると、人間、時の経過に敏感になるのでしょうか。
日本もサマータイム制度を取り入れたらいいのに……
8月は悲しい記念日が続きますね。
そんなことも、日本の夏が強烈で美しい由縁なのかも?

チビ猿がキャンプで覚えてきた歌のサビは、
「がんがん生きてやる」

「がんがん♪」 
青い空の下で 君に出会えたこと 
これは とってもすごいことなんだ でっかいことなんだ 
風に流れる雲を 一緒に見ていたこと 
これは とってもすごいことなんだ 絶対忘れない 
だから 躓いて すっ転んで  
独りぼっち寂しくて 涙ぽろぽろでも 
大丈夫 頑張れる がんがん 生きてやる 

夏の夜空の下で 皆で歌を歌った 

これは とってもすごいことなんだ でっかいことなんだ 
広い大地の上で 皆でご飯を食べた 
これは とってもすごいことなんだ 絶対忘れない 
だから 躓いて すっ転んで 
独りぼっち寂しくて 涙ぽろぽろでも 
大丈夫 頑張れる がんがん 生きてやる 

チビ猿の調子っぱずれな歌声に、何だかぐっと来るあたり、
私の中ではセンチメンタルな秋スタート、なのかもしれません。
ほんと、がんがん生きてね、何があっても。

クーラー「がんがん」の部屋でそんなことを考えました。

さて、明日から残暑、これがくせ者ですよね、日本の夏。
どうぞお身体を大切にされますよう。

また行きま~す!




2015年7月30日木曜日

本のマーケティングについて




皆様、お暑い日が続きますねぇ。いかがお過ごしでしょうか。
夏ばて、熱中症にどうぞお気を付け下さいね。

こちらは相変わらず子猿たちの夏休みにどっぷり付き合っています。
そんな中、先週・今週は朝毎日スイミング教室に放り込んだので、少しだけ自分時間を持つことができ、久しぶりに、下手な横好き、創作小説書きに取り組んでいます。

私が「小説家になりたい!」という壮大な夢を持つに至ったきっかけについてはお話しましたっけ。
それは、私のサザン好きに繋がっています。

サザンの活動休止のニュースが流れたのは、2008年のこと。7年前のことです。当時はカタールに住んでいました。
このニュースに、「そういや学生の頃はコンサートに行ったよなぁ」と思い出し、ユーチューブを開いてみて、色々と動画を見て、再度大ファンになったのです。

そのあと、サザン関連のものは何でも知りたい、とサーチしてみると、何やらメンバーたちの著書もあるらしい。その中で入手できたのが、ハラ坊の「娘心にブルースを」というエッセーでした。一時帰国で帰ったパリのブックオフで買いましたっけ。

娘心……は、フツーな、どこにでもいる女の子だったハラ坊の話です。文章も難しくない。美しい文章でない。取り立てて学ぶこともなかったと思う。でも、そんなフツーな話でも、読んだ後、気持ちもぽかぽかするし、ポジティブなものをもたらしてくれていました。

その頃は本といえば、完成度高いものを読んでいただけに、「こういう本もアリなんだ」という、変な感動がありました。当時カタールでは、新書は異常に高く、手軽に入手できる本はシェークスピアやらドストエフスキーなどのクラシックでしたからね。

また当時は、姉に誘われて共同ブログを書きめ、それがとても楽しかったので、気づくと創作小説を書き始めていた時期に重なります。この処女小説は、誰かに読んでもらおう、出版しよう、などとは思っていませんでした。取りあえず書いてみて、上手く書けたらブログに載せてもいいし、載せなくてもいいし、ととにかく深く考えていませんでした。

でも、ハラ坊の本を読んだとき、ふと思ったのです。
私がハラ坊の本を読んで、小さな憩いの時間を持ったように、小さな幸せを感じたように、私の素朴な創作小説も、どこかの誰かの心をちょっとだけ温かくすることがあるかも、って。

もちろん、この本が存在するのは、ハラ坊が著名人なこと、というのがキードライブなのは明瞭なこと。たとえ私が同じクオリティーの本を書いても誰も手に取らないでしょう。

でも、未来は今までとは違うのでは?とも思ったのです。
インターネットや新技術でもっとパーソナライズされたマーケティングが可能になって来ている今、、今後、超ニッチ、超微小なるマーケットにも、求められているモノ・サービスを供給できるになるのではないか。

例えば、「本読みたいけれど、何読んでいいか分からない。しょうがないから、昔読んだことある林真理子でも観てみるか」というのが私の周りでよく聞くケースだったのですが、
そういう人たちのニーズを分析して、その中で、私の小説を好きそうな人を探しだし、メールなり、広告なりで私の本という存在を知らせることができるように、そのうちなるのではないか。
と、考えて、大胆にも小説家を夢みるようになったのです。

サザンのおかげでユーチューブを知り、姉のおかげでブログを書くようになり、その後フェースブックもツィッターもやるようになり、自らSNSを主催するようにもなり、と、文明の利器、いやコミュニケーションの利器を色々楽しむようになりました。それらを楽しみながら、どうやったら、この「特定のセグメントに到達する」ことができるか、を頭の片隅で考えてきました。

電子書籍が未来の道、と思って、自分でも電子書籍を読んでみたけれど、どうも違う。
まぁ、またカタールのようなところに住み、もうどうしようもなければ電子ブックで小説を読むこともあるだろうけれど、リラックスタイムにはやっぱり紙の本がしっくりきます。

また、電子書籍の市場を見ると、ハウツー本と漫画が主流のようですね。実際のところ、売れているのでしょうか。 
ご存じの方いらっしゃったら是非教えて下さいませ。

現代のマーケティングを知りたいのなら、「SEO対策」がキー、と言われ、その分野を覗いてみたこともあります。
……でも、「何となく、小説でも読みたいけど…」という気分の時って、「よし、サーチするか!」とキーワードを入れてあれでもない、これでもない、って行動を起こす人は少ないよね?
もっと受け身で本との出会いを待っている、そんな感じじゃない?
みんな毎日の生活に忙しくて、自分の小さな欲求のためにサーチするような時間も体力もないもんね。
そもそもキーワードって何よ。「癒やし」? 「人生」? 創作小説よりも、占いサイトにヒットしそうですよね。

作者である私自身が有名になり、私に興味を持って貰って、本を読んで貰う、というのはどうか、と思ったこともありますが、
そもそもそう簡単に有名になんてなれるものじゃない。
そして私、目立つことに抵抗があります。
また、エッセーではなく、創作小説を読んで貰いたいと思っているのに、作者が前に出てしまうのも、読者のイマジネーションの邪魔になると思うし。

文学賞を取る、というのが一番確実?
以前だったら、私のような無名の物書きが世に出るには、これしか手段がないでしょう、ってことでしょうが、今の時代はもっと進化しているはず。
巧妙にマーケティングできれば、
ニッチなニーズをつかむことができれば、
たとえ文学賞に当選するレベルの小説でなくても、、読者が求めているものにドンピシャリであれば、それは十分良質の出会いだと思うのです。

どうやったら、「おとなの人で、まるでマイストーリーのような、共鳴できる小さなドラマを読みたい」と思っている人たちにアピールできるのだろう。答が見えそうでいて、でも見えない。

何かよいアイデアありませんか? 
ご興味ある方、一緒に本のマーケティングについてスタディグループを作りませんか?












2015年7月15日水曜日

インターナショナルスクール便り⑤ これでいいのか、と思うところ

みなさま、暑中お見舞い申し上げます。

日本の学校は今週末より夏休みですが、わが子猿たちが夏休みに突入してから既に1カ月が経っています。

子猿が通うインターナショナルスクールの夏休みは、6月上旬から8月下旬まで、実に2カ月半です。日本の学校は40日、横浜市の小学校は30日らしいですから、それに比べると、やたら長いです。

フランスの学校も似たようなもので、7月頭から8月末までほぼ2カ月夏休み。
バカンスの国フランスでも、大人は2カ月休みを取ることはできず、さらに多くが共稼ぎ家庭ですので、長い夏休みの間、行政や各社が主催するキャンプ・合宿や、田舎に住む祖父母の元に子供を送り込んだりしているケースをよくみていました。7月8月はパリから子供が消える理由です。
在フランス邦人の多くは、7月頭に日本に帰り、子供を地元の幼稚園・小学校に2週間ほど「体験入学」をさせているのかな。私もそのようにした年もありました。

インターナショナルスクールのクラスメートで、海外から来ている人はほぼ全員、本国にて夏休みを過ごしているようです。日本の暑い夏が人気薄いの、分かる気はしますよね。

わが家は、と言うと、フランスに帰省せず、体験入学もさせず、
自家製サマースクール・ア・ラ・ジャポネーズを体験させることにしました。
すなわち習い事攻撃です。
日本人の先生のお教室に行くことで、日本語と習い事の習得の「一石二鳥」を狙い(二兎を追う者は一兎をも得ず、というのもありますね、はい……)、また、常々感じていたインターナショナルスクールに欠けているところを、せめて夏休みの間に補おう、というのも動機の一つでした。
この夏はお絵かき教室にも通わせています。
これは何年か前に兄猿が描いた彼のベストフレンド像
……そうです、いよいよ本題です。

例えばそろばん教室。
そろばんの必要性を感じたのは、小2を修了したちび猿が、まだ指を折りながら簡単な計算をしている姿を目撃してからです。
ふと、不安になって、「かけ算は知っているよね?」と聞くと、「まだ」という。「フランスで、少しやったから少しだけ分かるけれど」
……そうです、フランスの小1のときに、すでに取りかかっていた九九を、インターでは一年経ってもまだらしいのです。

インターでの算数は、オンラインのプログラムを使ってゲーム感覚で教えたり、ワークシートを使ったり、図形ブロックを使ったり、ときにはグループワークで問題に取り組ませるなど、楽しみながら、算数のコンセプトを習得させているようです。
この「楽しみながら」と「コンセプト重視」と言う点は、とてもいいな、と思います。コンセプトをしっかり理解しているからこそ、創造的な発想が生まれると思うし、大切なことだと思います。

でも!でも、です。
計算、暗算能力っていうのも、それなりに大切ではないの??
脳のストレッチ体操にもなるし。
そして、計算能力って、あれは数こなさないと身につかないものでは?

そこでそろばんです。自分もやったことがないくせに、子猿たちをお教室に放り込んでみました。
いやぁ、素晴らしいです、そろばん。
機械的に計算するだけ、と思ってましたが、概念的でもあるのですね。
あと、珠算何級、というシステムもいいですね。
一つの達成目標になりますものね。

また、そろばん教室では、先生がこまめに注意をして下さります。
「数字の書き方違うよ。はい、もう一度書こう」
「消しゴム、ちゃんと消えてない、もう一度消そう」
「椅子ちゃんと引いて」
「姿勢直そう」
「ゼロの書き方違うね、こう書くの」
……家で私が同様に注意したのなら子猿たちブチ切れでしょうが、教室というコンテキストの中では素直に忠告に従います。

ここら辺の細かいこと、インターナショナルスクールではそんなに言われていないのだと思うのです。少なくとも、直さなくちゃいけない!と子供がプレッシャーに感じるような指導はされていない。その結果、この一年で、子猿たちの字・数字は恐ろしく汚くなりました。誤字もそんなに直っていないし。

学校の方針として、細かいことをチクチク言ってると、子供たちのやる気を削ぐから、今のフェーズでは余り注意しないという方針とのことなのですが、いい加減、「いつまでも放っておいたら悪癖がつくのでは」と気になっていたところ。それを先生からこのように正していただいて、感謝の限りです。
インターでは図工も緩く、写実的なことはしていないよう。
そこで兄猿が考案した「あるもので工作シリーズ」の一つ、
「紙を丸めてセロテープで固める」という彫刻法で作った
「ゴールデン・サッカーボール、メッセージ付き」
大体、インターナショナルスクールは子供に甘すぎると思う。
ポシティブなのは良いけれど、ケジメというか、もう少し厳しくしてもいいところも厳しくしない。「まぁいいじゃないの」っていう……。例えば、音楽鑑賞や月例集会のときなどの無駄口や悪ふざけ、パリの学校だったら即「退場!」レベルですが、それでも先生たちはあまり注意はしないし……。

高校生の先輩たちを見ると、みんなこれでリッパに成長しているようだし、いいのかもしれないけれど、でも何か腑に落ちない。
こんなにゆるーく育てられて大丈夫なのぉ?と老婆心でやきもきするときもある、母猿なのでした。

さて、本州は台風接近中とのこと。猛暑、大雨と色々ですが、どうぞご自愛くださいませ。




2015年7月6日月曜日

地上の楽園、イリオモテ

飛行機の窓からみた富士山
こうしてみるt、まさにThe Blue planet
地球、愛しいですね
既に夏休みに入って久しい子猿たち。
今年はフランスに帰らず、どっぷりと日本しよう、ということで、毎日、自転車に乗ってそろばん教室やらお絵かき教室などに通わせています。
もちろん、子猿たちからは「こんなの、夏休みじゃない!」とブーイングがありましたが、そのたびに、「もうすぐ沖縄に行くからいいでしょ!」と釣ってました。

そのうち、兄猿は、沖縄に行くのが楽しみになってきたようで、「ぼく、沖縄がどんなところか頭の中でイメージしているんだ」と。
自分の知っている浜辺、日本の風景などを組み合わせて映像化しているのでしょうか。
期待に応えられるといいな、と少し不安に思いながら、行ってきました。

目的地は西表島。石垣島まで飛んで、そこからフェリーで45分ほど行ったところです。
もう、そこは期待以上に美しい島でした。
肉眼でも水面から青い魚やちびネモが泳いでいるのが見えるし、
ちょっと顔付けると、青や淡いピンクの珊瑚礁は見えるし、
もうちょっと本格的なシュノーケリングで泳げば、そこは竜宮城か、という美しさ。

これは、空港にあった水槽像。
でも水中はまさにこんな感じでした。
素晴らしいのは海だけではなく、

マングローブの中、カヌーで進むとそこはジャングル。
大きな蝶々が、私たちの前をふわふわと飛びながら消えていく。
こんな自然が日本にあるとは思いもしませんでした。
なんだろ、これ。
ジャングル、あまりに壮大で写真に収まりませんでした!
川下り、蚊を予期していたけれど、意外といないので
それもよかったです。
思えば、結婚するまで、日本国内を旅したことはほとんどなく、日本がこんなに多様な自然や文化があるとは知らずに、東京、その他の大都市≒日本、と思っていたようです。
旅をすればするほど、Discover ジャパンです。素晴らしい国土、文化だわ。大切にしなくちゃ。

ということでイリオモテ、
兄猿、「ぼくのイメージよりも、もっと良かった」そう。
夫もあまりにダイナミックな自然に、久々に仕事のことを考えずにのんびりできたよう。
私もです。自然も素晴らしかったけれど、宿もよかったし、人もよかった。皆さん、物静かだけど、親切で……お世話になりました。ありがとうございました。

チビ猿? ご覧のとおり。
ピチピチの魚がごとく跳ね泳いでました!
週末にひんやりする横浜に戻ってきて、ひたすら降る雨を見つめながら、
「まるで、夢みてみたい。本当にイリオモテに行ったの?」
と言う兄猿に同感。
帰ってきて、即、洗濯して、ご飯作ってと、何事もなかったように、日常に戻っちゃって。
タイムスリップしたかのような、不思議な感覚です。


さて、子猿よ、今日からまたそろばん、がんばろうね。あと、夏休みの間に、せめてカタカナ、スラスラ書けるようにしようね(レベル低いでしょ?)。

子猿と一緒に動く夏休みも、余すところあと何年。そう思って、大切に過ごそうと思います。
母猿、また一週間、頑張ります。

2015年6月22日月曜日

「映画ってホントにいいですねぇ」

三渓園にて。
うっとりの美しさでした
土曜日の夜は、家族揃ってDVDでサウンド・オブ・ザ・ミュージックを観ました。 

子供のころは、クリスマスと言えばこの映画が放映されてましたよね?同世代の方は覚えてるかな。なので
私には懐かしい映画です。もう何回観たことか。歌は全部覚えているくらい。 

なぜ今、かというと、チビ猿がコーラスに興味を見せていたので、先月ウィーン少年合唱団のコンサートに行ったのですが、そのときに、この映画の歌を何曲か歌ったので、思い立ってブックオフでDVDを購入したのです。 


大人になって今観ても感動の連続です。ジュリー・アンドリュースの3オクターブ楽々と歌うあの確かな歌い声、きれいな英語。

どの曲も美しい。メロディーも歌詞も大好き。
そして子供たちの愛らしいこと!長女リーズルの透き通った青い瞳、花のような笑顔、真ん中の女の子の意思の強そうな視線、ちびちゃんのぷくぷくさ、どれも若い生命そのもの!
マリアの良心、信仰心、愛、正義、家族・結婚観、どれも健全で豊かで、観ている方の心も充ち満ちてきます。

子供のころにこの映画を何回も観ていてよかった。 
アメリカ映画なんでしょうが、この映画を観て、欧州に憧れを持ち、すなわち海外、世界に興味を持ったし、 
幸せな家族にとてつもない憧れを持ったし、 
子供たちの様子に、自分が持てなかった愛らしさを疑似体験させて貰ったし、 
とにかく幸せな気持ちにさせて貰ったものでした。 

けっして順風満帆ではなかった子供時代。後年まで引き摺ることになる家庭の問題が発覚したのもこの頃でしたが、こういう映画を観ていたことが、この映画のおかげで明るい幸せに対する憧れを持っていたことが、私がねじ曲がった思考に落ち着くことなく、日の当たる道にいたい、前向きでいたい、と思うに至る由縁の一つだったのか、と気づきました。

この映画を家族で楽しむことができるようになったことに感謝、
サウンド・オブ・ザ・ミュージックに感謝、です。

夫は、昔一度観たきりだったようで、「こんなに素晴らしい映画だとは知らなかった」と驚いていました。子供たちはというと、ちび猿は映画の途中で初めて聞いた歌なのに一緒に歌おうとし、兄猿は、歴史的背景に興味を示すという、ほぼ予想通りの反応でした。 
 

このような秀作がまた生み出されるといいんだけど、どうかなぁ。混沌とした時代ですもんね。

さて月曜日。また一週間がんばりまぁす!


2015年6月16日火曜日

インターナショナルスクール便り④ 学年末!


毎度、ご無沙汰しております。

子猿たちが通うインターナショナルスクールは先週より夏休みに入り、すっかり子猿たちに振り回される毎日を過ごしています。

学年末から今日までをざざっと思い返すと、
まず、5月中旬よりパーティー期間が始まりました。
ホームパーティが多いと家にも豪華な花が絶えなくて嬉しいです
子猿の学校は、親のためにカルチャースクールのようなものをたくさん主催してくれています。絵付けクラブ、切り絵クラブ、フランス語教室、英語教室、和食教室など、親御さんたちがボランティアで講師となり、無料で参加することができるのです。私は中国語教室、コーラスクラブ、ブッククラブに参加しました。

このクラブ活動も学年末とともに一旦ピリオドが打たれます。

そこで、最終回はお食事でもしながら、ということでパーティが開かれたわけです。

これプラス、子供のクラスのママたちと、「学年末ですし集まりましょうか」と言うことで、元町のカフェに集合する「コーヒーモーニング」があったり、さらに欧米の学年始めは8/9月ですから、夏は転勤ラッシュ。帰国されるファミリーも多く、よってお別れ会もあり......結果、自転車のバスケットに差し入れディッシュを乗せ、パーティを掛け持ちした日もあるほどの社交バタフライぶりでした。
多くの集まりは、誰かのお宅でポットラック(持ち寄り)パーティでした。中にはレストランでランチというのもあれば、豪勢なブッフェが並ぶガーデンパーティもありましたっけ。

パーティの合間には学年末遠足の付き添いもありました。
遠足・社会科見学には一クラス生徒12人と少人数なのに、2人の親の付き添いが求められます。児童の安全に関しては慎重な体制の学校側です。
写真は森永の工場見学。
実は、私も遠い昔、たしか小4の時に森永の工場に行ったことがあります。でもよもや、海外で生み育てた我が子が同じ体験をするとは、思ってもいませんでした。子猿たちは私とは全く違う原風景を持って育っていく、それもよし!と諦め半分受け入れていただけに、こんな母子の共通の想い出の地ができて、少し嬉しかったです。
私の時のお土産はキャラメルだったけれど、ちび猿たちはハイチュウでした。

学校外では、子猿たちが教会にて初聖体拝領を賜り、その準備、祝賀パーティもありました。
「学校外」とはいうものの、子猿たちの学校はミッション系で、私たちが通う山手の教会とは密接な関係を持っています。
ファーストコミュニオンの準備も、学校と教会が連携して進められ、この一体感が何とも言えず「コミュニティー」というか...
そしていつのまにか、自分たちもこのコミュニティーの一員なんだ、という認識が芽生えていることに気づきます。
この「属している」という感覚、心地よいのです。
転勤家族、引っ越し家族で育ち、大人になってから、特に近年は個人主義のパリで、中々コミュニティー感を感じられずにいたから なおのことそうなのかもしれません。
こんなにたくさんの方が子猿たちの
First Communionのお祝いに駆けつけて下さりました
。
教会には母とハワイの友も参列して下さりました。
6月に入ってからは、兄猿の誕生日もありまして、
クラスのお友達との合同パーティ。男子13名だっけな?
区の体育室を借りてバスケ、調理室も借りて自己責任ピザ大会
いやぁ、いい汗かいた一日でした!
そうだそうだ、忘れちゃいけない、ピアノの発表会もあった
学校で教えてらっしゃる先生にお願いしていたので、
発表会も学校のホールでした
と、とにかく盛りだくさんな学年末だったのです。

日本に転勤でやってきてちょうど一年。
子猿たちの学校に、親も楽しく忙しく巻き込んで頂いている感強し、です。
なんていうのでしょう、学校側が積極的に「おいでおいで、ご父母も一緒に盛り上がろうよ」とでもいうのでしょうか、そんな吸引力を持っているのです。
それに呼応するかしないかは、もう個人個人のご自由に。複雑な気遣いは無用よ、という爽やかさも良い感じです。

……と今回はインターナショナルスクールを取り巻くポジティブな点についてお伝えしました。次回はちょっと気になった点を語りたいと思います。
今日も雨が降りそうで降らなかった空梅雨気味の横浜より、でした!