2015年8月7日金曜日

私の夏

皆様、お暑うございます。
いかがお過ごしでしょう。
この夏は余りの暑さに頭がショート気味ではありますが、それでも「いい夏」です。

私が清少納言だったら、「春はあけぼの」の前に、「日本は夏」と始めたい。
この夏を体感してこそ、日本が分かると思うのです。
この暑さを乗り越えた後に来る秋、そして冬、という季節の移り変わりは、夏を過ごしてこそ深みを持って感性に訴えるんだと思う。

さて、6月上旬(そうですよ~、インターナショナルスクールは6月に修了なのです)に始まった、我が家の長~い夏休みをフォトログでお伝えします。

西表島、ほんとにきれいな島でした
ネス湖に似てた、山中湖
夫は新しいカメラで色々試しているようです
富士山!
余りにきれいなので、登ってみることにしたのですが、
それがきつかった!
山下公園の花火、豪華だったこと!
自転車の夏だったね
地元のお祭りにも仲間入りさせていただきました
憧れの軽井沢にもお邪魔しました。
苔が敷き詰められた森、輝いてました
青々とした紅葉もいいよね
三笠ホテル
横浜の洋館といい、当時の日本の西洋文化に対する

とてつもない憧憬が感じられます。
軽井沢から帰ってきた昨日、庭のぼうぼうに生えている夏草に映る日射しが変わっていることに気づきました。
たった2日留守にしていただけなのに、草も影も急に伸びていて、ふと空を見ると、青さが深くなっている。風も心なし軽くなってたし、と思って暦を見たら、明日は立秋とのこと。

はて、立秋とはなんぞや。
何やら、太陽が135°の角度になる日らしいです。
暦上は秋スタート!ということなのですが、35℃超えの毎日では中々その気になれない?

この夏は、夕暮れ時にウォーキングを始めたのですが、
昨夕、いつもの時間にスタートしたら歩き終わる頃にはすっかり夜空でした。
こんなに日の長さが変わる国でしたっけ、日本。
それとも、年を重ね、残り時間が半分以下になってくると、人間、時の経過に敏感になるのでしょうか。
日本もサマータイム制度を取り入れたらいいのに……
8月は悲しい記念日が続きますね。
そんなことも、日本の夏が強烈で美しい由縁なのかも?

チビ猿がキャンプで覚えてきた歌のサビは、
「がんがん生きてやる」

「がんがん♪」 
青い空の下で 君に出会えたこと 
これは とってもすごいことなんだ でっかいことなんだ 
風に流れる雲を 一緒に見ていたこと 
これは とってもすごいことなんだ 絶対忘れない 
だから 躓いて すっ転んで  
独りぼっち寂しくて 涙ぽろぽろでも 
大丈夫 頑張れる がんがん 生きてやる 

夏の夜空の下で 皆で歌を歌った 

これは とってもすごいことなんだ でっかいことなんだ 
広い大地の上で 皆でご飯を食べた 
これは とってもすごいことなんだ 絶対忘れない 
だから 躓いて すっ転んで 
独りぼっち寂しくて 涙ぽろぽろでも 
大丈夫 頑張れる がんがん 生きてやる 

チビ猿の調子っぱずれな歌声に、何だかぐっと来るあたり、
私の中ではセンチメンタルな秋スタート、なのかもしれません。
ほんと、がんがん生きてね、何があっても。

クーラー「がんがん」の部屋でそんなことを考えました。

さて、明日から残暑、これがくせ者ですよね、日本の夏。
どうぞお身体を大切にされますよう。

また行きま~す!