2012年8月2日木曜日

旅の余韻

昨夜一か月の日本ステイより帰ってきました。 
今回は直行便チケットのあまりの値段の高さに、オーストリア航空を使ったのですが、よかったですよ~。何より、パリを青空の中出発できるのが良かった。というのもパリ発の日本行直行便は得てして夜発で、旅客・乗務員共々疲労感を漂わせ、窓の外は薄暗いし、と倦怠感いっぱいの出発に成りがちでした。「さわやかな旅立ち」であって欲しいのになぁ、と思っていたのです。今回は青空の中、元気に出発できました。 

また帰り便も昼前に成田をでるので至ってさわやか。昨夜もスムーズに帰ってくることができました。特に、パリでは入国審査で長い列にうんざりすることが多いのに、今回は乗り継ぎ先のウィーンでEU圏入り。入国審査もあっという間でした。パリでは降機したら荷物を拾い、そのままタクシーに乗り込むという、ストレスフリーな帰途を経験できました。 

往復とも乗り継ぎも良く、サービスはフツーだけど害はなし、マイレージもANAカードにつけてもらえるし、パリー東京間の格安をお探しの方にはお勧めです。 

(一時中断・・・) 

さっきこの日記を書き始めた時は、一人静かにカフェオレを飲みつつ、日本のセミ時雨や青々と茂っていた庭園などに想いを馳せ、このタイトルに決めたのですが、そのあと家族全員が早起きしてきたのでちょっと中断と思っていたら4時間経ってしまいました。 
ご飯、朝風呂、荷物整理、掃除、洗濯のスパイラルにはまり、冷蔵庫の中で化石化していたゆでポテトを捨てたあたりから、先ほどの旅の余韻はどこかに行ってしまったよう。残念! 
だって日本、本当に良かったのです。この国は歳を重ねた方が良さを享受できる文化なんだと思う。 
子供・若い人にはモノ・雑音が多すぎて気を付けないと害あるかも? 
愛しいふるさと、わが日本、どうかいつまでも青々とした夏が来る国であって欲しい。 

さてパリ。狭い我が家ですがやっぱりほっとする。Home sweet homeですわ。
今年は冷夏と聞いていましたが、今朝はさっそくグレー色の曇り空です。午前10時現在、19℃。うれしいような、さびしいような。 
しばらくはせみ時雨の幻聴と暑くて湿った太陽の蜃気楼に悩まされそうです。