2020年11月30日月曜日

マイ・ステイトメント

薄曇りのベルサイユ便り、しばらくぶりの更新となります。

もっと頻繁に書きたいのですが、頭の中が忙しくて、note活動に辿りつけずにおりました。
でも、ここで一旦、手を止めて、「今、思っていること」、を記すことにします。

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最近、思うのは、「女性っていいなぁ」ということ。
このところ、そんな女性達のストーリーを書いているから、より一層そう思うのかも。

この↓「翼シリーズ」にまた手を入れているのです。愛らしくて、でも優秀なるKさんや、私の駄作に目を通して下さる方々からのコメントのお陰で、すごく良い小説になってきました。

女性って、複雑で面倒くさいところもある。頭でっかちで、プライドが高くって、そのくせ、遠慮しちゃって、損しちゃって。その一方で計算高くって、抜け目なくって、生存力あって、でも、か弱くって、壊れやすくって。
かと思うと、そんな全てを包み込むような大きさがあって、優しくって、底力があって、英知に飛んでいて。なんといっても、可愛いし、綺麗だし。あ、でも時には恐ろしくって醜い顔もみせるか……。

そんな女性達について、もっともっと書きたい。もっともっと、伝える力を身につけたい。
押しつけることなく、女性を力づけるようなものを書けたらな、と願っています。

若い頃に読んだミヒャエル・エンデの「はてしない物語」の中に、女王が「時間はかかるだけかかるものよ」と、ようやく自分の過ちに気づいたバスチアンに諭すという下りがあります。遠回りは無駄ではない、と慰められる場面です。
私も、十年余り書いてきて、ようやく、何を書きたかったのかが見えてきた感あり。遠回りしているけれど、私には必要だった道程なのでしょう。

視界がクリアになってきた今、何かいいものが書けそうな予感にわくわくしています。
そんな My statement 。

読んで下さってありがとう。応援して下さってありがとう。

頑張ります!