先ほど東京に来ました。今回は最初から千葉入りし、そのあと広島、京都に行っていたので、東京出身ながら「来ました」というのが本当なのです。
緑があるところがいい、友達がいるところがいい、というので千葉で一人暮らしを始めた母。今回の帰省の大半は母の近くで過ごしました。昔はあまり好きになれなかった土地ですが、歳なのか、フランスで自然と接する機会が多いせいか、とても気に入った千葉滞在でした。
そのあと、夫も加わり広島に。
ホテルも素敵だったし、風景が良かったし、とても貴重な経験をさせてもらって、大満足でした。
が、そのあと京都に移ると、どことなくほっとしている自分を感じてました。やはりまるっきり知らない土地と、少しだけ知っている京都だと京都の方がほっとする。ホテルは、まぁ、京都という場所の中ではスペース的にも、位置的に満足。京都、いく度に好きになります。私的な意見ですが、中高の修学旅行で連れて行くべきではないと思う。あそこは、少人数で行ってこそ感じるものがあるところではないでしょうか。
そんな満足な広島・京都だったのに、東京に向かう新幹線で疲れている自分を感じました。早くパリに帰りたいとも思ってしまった。もう、私にとって日本は外国なのかな、なんて思ったり。
それが、です。品川駅を出る。すると、なんでしょう、急に気分がアップビートに。駅も知ってる知ってる。ホテルも知ってる知ってる。そしてホテルも、そのサービスのクォリティーの良さに、さっきまでは「今回の旅行、なんて散在してしまったのだろう」と暗い気持ちでいたのが、「こういうサービスに使ってこそお金は価値ある!」なんて思う。
要は千葉に始まり、日本とは言え不慣れな土地で過ごしていたので緊張して疲れていたのですね、ワタシ。甘いなぁ、と認識。
先ほどは2年前にも行った駅ビルのレストランに行って、やはり2年前に立ち寄ったスーパーでお菓子買って、みんなで朗らかに帰ってきました。
犬とか、猫とかと同じです。
新しい発見の旅は素敵、そして知ってる場所はほっとする。
明日は1か月ぶりのミサです。そう思うだけでほっとします。教会はどこに行ってもほっとさせてもらえる場所です。
・・・・と言いながらほっとしすぎて居眠りしそうな予感もありますが。
明日も暑いのでしょう。どうぞご自愛くださいね。