2013年4月17日水曜日

特異日

特異日って言葉、ご存知ですか? 
あるんですって。こう何かインシデントが重なる日というのが。 

今日はいわゆる特異日って奴だったのでしょうね。 
ボストン、そしてイランの地震の犠牲者の方々に想いが行ってしまう一日でした。 

また、カメルーンで2月に誘拐されたフランス人家族、どうなっているんだろう、報道規制があるから静かで、実は解放されているといいな。5歳から12歳の子供達が4人もいるって聞いていたし、居たたまれないな、と思っていたら、まだ何も前進していなく、今やどこに匿われているのかも知らないそう。これを2カ月近く解放できていないオランドは大統領失格だと思う。ゲイマリッジとか、閣僚の財産公開なんて、後回しでしょう。本当に、本当に早く何とかしてほしいです。 

夫は今日も同性婚合法化反対のデモのために出かけています。 
これもオランドの大統領選挙戦のときの財政管理者が過激派ゲイで、その時に何かファウスト的取引をしたから、こんなにコミットしているんだろう、と憶測が飛んでいます。

結婚はいいのです。養子縁組が困るのです。幸せで知的で常識的なゲイカップルにもらわれる子供を想定していますが、既にゲイマリッジを合法化している国でのゲイカップルの離婚率の高さをみるとどうなのか。そして何よりもこれを合法化したら必ず出てくる代理母・人工的な出産に対して反対なのです。 

日本から来ているとあんまり驚かないけれど、フランスの政界、非常にまずい感じの今日この頃。 

世界中、これ以上事件なく4月16日が終わることを祈っています。