先ほど、広島を発ち、京都につきました。
広島では、広島港に近いホテルに滞在しました。窓からは海、島々が広がる、素晴らしい景色でした。
初めての広島は学ぶことが多かったです。
まず、こんなに島が沢山あるとは知りませんでした。薄グレー色の海、やはり薄くグレー掛かった青空、そこに湿気を含んだ大気のスクリーンが掛かっていて、その前方、後方に深い緑で茂る小さな島々が浮かび上がってくるのを眺めていると、古事記とか、日本書紀を思い出される。その昔、ここは神の国だったんだろうな、って。
そして広島といえば、ヒロシマ。いつか行かなくちゃ、と思っていたので、ようやく果してほっとした感が強いです。お参りじゃないんだから、変ですが、でもそんな感じです。
ドームを観て、原爆の脅威を今一度確認できたのも良かった。子猿達も「よくないね、爆弾」と一人が言えば「よくないのは戦争」ともう一人が返し。
資料館も、恨み節ではなく、史実→復興→平和とは、ということ、核兵器絶滅に対する取り組み、祈りに焦点を当てているのも、素晴らしかったです。
それにしても、原爆投下には何都市か候補があったけれど、8月6日に、ヒロシマ上空が晴天だったことからこの地に落とされたということです。
不幸って、ランダムに降りかかるんですね。やりきれないなぁ。
広島城も訪れ、大満足。熱中症にもかからず、元気に過ごすことができましたし、お好み焼き、つけ麺も大変おいしゅうございました。
残りの旅程も無理せずにゆる~く行こうと思います。