2012年7月27日金曜日

川遊び

今回の国内旅行、どこに行ってもしているのが川遊びです。猛暑なので大助かり。東京育ちの私、「日本ってこんなに川が身近にあったっけ?」とディスカバーです。

最初は宮島で。
山の湧水なのでしょうか、冷たい水が厳島神社の脇を流れているのをみて、大人も子供も砂漠を歩いてきたかのように、無言で走りより靴を脱いで浸してしまいました。今でも思い出すあの瞬間。至福でした。 

おとといは、京都御所を見学させてもらった帰りに御苑の湧水小川で足を冷やしました。御所は外国人だと、予約さえすれば見学させてもらえるのです。私はその付添ということで見せていただきました。平安時代の建物は優雅という言葉の前に雄大という印象が先立ちました。子猿達には苦行の見学でしたが、帰りの水遊びと自動販売機で買ったジュースのおかげで元気を取り戻し。
地下水は足がしびれるほどの冷たさでした。近くに住む親子も来ていたりで、いいですね、みんなの生活の一部になっている御所・御苑。

そして昨日は激しかった!嵐山にて、パリで家族ぐるみで仲良くしていたご家族と再会し、いざ渡月橋へ行ったのですよ。 
「えぇ、これだけ?」 
「暑いよ~」 
と風光明媚を理解しない男子4人。景色よりも、ベイブレードです。 
それが川原に行ったら、もう目がキラキラ。「行っていい?行っていい?」
しまいにはパンツ一丁姿で肩まで浸かったりしている。 
「さっき、公園で猿に注意ってあったね」 
と夫がにやにやしながらつぶやく。 
ほんとほんと、君達のことだったのね。

そんな子猿達を監視しながら、大人は木陰で休憩です。いやいや暑い。川の流れといっしょに山の緑の匂いが押し寄せ、セミの演奏も激しく、日本の夏です、麦茶が美味しいこと。桂川の水面が静かでキラキラひかる。そこを屋台船がゆったりと通り過ぎ、背景には青々と茂る山があって、京都、いいですねぇ。
体力が続く限り、夏にきたいです。
修学旅行以来だった嵯峨野の竹林も、その青さ、雄大さ、まっすぐさが心に沁みいりました。 

さて今日は初めての琵琶湖です。泳ぐ予定はありませんが、子猿達には水着を履かせますわ。
暑さ真っ盛り、どうぞみなさんご自愛くださいね。