こうして久しぶりに子猿たちとべったり、のんびり過ごして思うことは、やっぱり専業主婦も大好き、ということです。
フランスって、共働きが当たり前という認識が強くて、専業主婦は肩身が狭いところがあります。私も以前は、外で働いていないことで、キャリア・ウーマンの駆け出しだった義母などから、幾度か攻撃を受けましたよ、トホホ。今回も外で働き出したことで義母を含めフランス人の多くの知人より
「よかったわねぇ、働いている方がいいでしょ(Ca fait du bien, uh?)」
とか言われ、
「そうね」
なんてこたえるけれど、心の中では、
「外で働いていない時も私、充実していたんだけどなー」
ってつぶやいています。
女の幸せって、外で働いている、そうでない、で決められるような単純なものじゃないですよねぇ。
更にきついことを言えば、Ca fait du bien, uh?とか言っちゃう多くの女性は、「働くこと=自分の存在価値を確認」できる、「働くこと=自立している」とのイリュージョンを持てるから「外で働くことはいいことだ」という公式を成り立たせていると思うのです。
でもさ、外で報酬という対価を得なくっても、自分の存在価値を知っている女性も多いし、経済的自立≠精神的自立だと思うのです。
Anyway,子猿たち、夫(この順番でもうしわけない)と一緒に過ごした冬休み、楽しかったです。
何をしたかと言えば、まず田舎に行き、
夫よ、なぜこの写真を撮った? |
25年ぶりにアイススケートに行き、
近くのバガテル庭園にいって白鳥を愛でたり
したのでした。
アイススケートはブローニュの市営のに行きました。入場料が5ユーロ前後で、貸スケート靴、ヘルメット込みです。時間制限などもなし。DJがうるさいけれど、混んでいる割には、下手ッピーでも十分楽しめます。子猿たちは初めての体験でしたが、2回目にはずいぶん上手になって、この手の、バランス感覚を要するスポーツはいつも子供の上達の速さにびっくりします。一方で「私は生物として退化している……」というのも実感しましたが、でも楽しかった!!!
そんなところです。
今日はエピファニー。東方の3賢者がエルサレムに到着した日。イエス様の放つ光を目指して、トルコ辺りから歩き続けた、苦難のあとに希望が、イエスが誕生した、今日のミサではそういう話を聞いてきました。
苦難があるから喜びを認識できるのかもしれない、
いつか、宮沢りえちゃんが「悲しみがあって喜びがある、この心の振り子が私を動かす」というようなことを言ってたのを思い出していました。
ミサは、私にとっては色々と思いを自由に馳せさせるための時間です。神様ごめんなさい。でもおかげさまで、魂を呼吸させていただいており、心より感謝しておりますのでお許しを!
あとでガレット・デ・ロワの写真をアップするかもしれません。
前回、この写真をアップしたの、昨日のことのようなのに、光陰矢の如しですね。
どうぞ良い日曜日の残りを、そして疲れすぎない一週間をお迎えください。