2012年11月10日土曜日

音楽と飲んだ夜

先週は、子猿達が田舎に行ってて、夫も帰り遅かったので、ワインでほろ酔いになりながら、Google news → Twitter→Youtubeという流れで、脳みそを揉み揉みしていました。 

ある夜、ふと、竹内まりや、Anita Bakerなど、10代、20代のころによく聞いていた曲をYoutubeで聞き始めたら、酔いも手伝い、あの頃の自分にタイムスリップです。 

竹内まりやは、初期の曲が特に好きでした。同世代の方は覚えていらっしゃるかもしれない、Dream of youっていうの。キリンレモンのCMソングでした。79年の歌ということですから私は12才。CMで聞いた時から、女の子から女の人へ変貌するだろう明日への期待で胸が一杯になってた自分。 



まりやさんは声が好き。いつかカーペンターズのカバーを歌ってもらいたいです。 

その他、アニタ・ベーカーは一瞬マイブームとなった人。Raptureというアルバムが良かった。Sweet Loveとか、聞き覚えありませんか? 
来日されたときは、初めて自分でKyodoに電話かけてチケット取ったんです。一緒に行く人もいないのにとりあえず2枚取れて、でもやはり同伴してくれる人がいなかったので、姉を連れ出し、武道館。行ってみたら席もよく、素晴らしいライブでした。CDからは思い詰めた人、ってイメージしていたのが、ライブではめちゃめちゃ明るい人で、そのギャップがまたよかった。 
当時仕事・子育てで鎧を着ていたような姉が楽しそうにスィングしている様子に、「いいことをした」と自画自賛、うれしい気持ちで帰ったことも良い想い出です。 

ほかは何聴いたっけ。 
オリジナルラブの接吻。 
薬師丸ひろ子のWの悲劇。 
風をあつめて、これは桑田さんバージョンが一番好き。 
……私の選曲、本当に脈絡ないでしょ。ワインのせいです。どれも大学生の頃の自分、働き始めた頃の自分、独りでいた自分、など、いろいろなシーンに連れってくれました。 

それにしても、と年寄り臭いこと言うようですが、昔の歌は良かったと思います。情景的で、情緒的で、心の中に忍び込んでくる。昔の友達に会ったような気分になった夜でした。