フランスの、初夏の風物詩といえば、コンセルヴ作り。
コンセルヴ……長期保存できる、瓶詰やコンフィチュール(ジャム)のことです。
6月の終わり、もしくは7月のはじめになると、スーパーで、コンフィチュール用の、ペクチンが加えられたお砂糖が最前列に並べられます。
先日、買い出しに行ったときは、5キロパックの徳用サイズも出ていました。
それを見て、「もうそんな季節なのね」と、時の流れに想いを馳せて……
……なんてゆとりはありません!
特に今年は、もう大変なのです!!
コンセルヴ……長期保存できる、瓶詰やコンフィチュール(ジャム)のことです。
6月の終わり、もしくは7月のはじめになると、スーパーで、コンフィチュール用の、ペクチンが加えられたお砂糖が最前列に並べられます。
先日、買い出しに行ったときは、5キロパックの徳用サイズも出ていました。
それを見て、「もうそんな季節なのね」と、時の流れに想いを馳せて……
……なんてゆとりはありません!
特に今年は、もう大変なのです!!
何がって?この写真を見てください。3年に一度の大豊作年なのです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31235892/picture_pc_906947b9b9635c9e5b2fe850405e6ee2.jpg)
こちらはミラベルです。たわわとはこのこと。
タイトルカバーのは枝を軽くゆすって落ちたもので、それだけで5キロほど収穫しました。これからの3週間くらいは、毎週末、この勢いで収穫することになるでしょう。
タイトルカバーのは枝を軽くゆすって落ちたもので、それだけで5キロほど収穫しました。これからの3週間くらいは、毎週末、この勢いで収穫することになるでしょう。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31236037/picture_pc_6c86d4453944450a689ab9a6ed137922.jpg)
そのほかにも、レンヌクロードというプラムも大豊作で、こちらも5キロほど収穫しました。
この写真に一つだけ混じっている赤い実、クエッチュ(プルーン)は、8月中旬が盛りとなるでしょう。イチジクも続々と熟れています。葡萄は八月終わりから少しずつ収穫し、盛りは9月終わりとなります。
この写真に一つだけ混じっている赤い実、クエッチュ(プルーン)は、8月中旬が盛りとなるでしょう。イチジクも続々と熟れています。葡萄は八月終わりから少しずつ収穫し、盛りは9月終わりとなります。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31236215/picture_pc_8f6df05b352240b9148fce7684cb045f.jpg)
これらをどうするか、というと、もちろん風物詩のコンフィチュールも作りますが、そんなに作っても食べきれません。昨日だけで13個作りました。
すでに、フランボワーズのを20個ほど作りましたし、このあとブラックベリーも、クエッチュ、そして花梨も控えています。
友人らに上げるにしても、多くの方は、わが家同様、夏はコンフィチュールを作っているでしょうから、お裾分けするにも考えてしまいます。
そこで、登場するのが、コンセルヴ。
瓶詰にするのです。
すでに、フランボワーズのを20個ほど作りましたし、このあとブラックベリーも、クエッチュ、そして花梨も控えています。
友人らに上げるにしても、多くの方は、わが家同様、夏はコンフィチュールを作っているでしょうから、お裾分けするにも考えてしまいます。
そこで、登場するのが、コンセルヴ。
瓶詰にするのです。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31236394/picture_pc_37154fa6bd435f3c77dd9ce7cc89327b.jpg)
このような瓶を煮沸消毒し、別売りしているオレンジのゴムを付けます。
そこに、種抜きしたプラム類を詰め、ふたをしっかりと閉じます。
そこに、種抜きしたプラム類を詰め、ふたをしっかりと閉じます。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31236605/picture_pc_792e1056a5dd202e91ad1f3dc9dde1d0.jpg)
この瓶を鍋に入れて、
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31236512/picture_pc_64b0317a1ec651c51e2df68e19e0e072.jpg)
義母の別荘には、こんな大きなコンセルヴ専用の鍋があります。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31236566/picture_pc_65b492e85065baef0f26a4f323b34347.jpg)
もう一段重ね、計10個。瓶が被るまで水を注ぎ、ふたをしてガスに火をつけ、100℃以上で10分ほど加熱するだけ。
火を止めたら、冷めるまで放置しておきます。
火を止めたら、冷めるまで放置しておきます。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31236748/picture_pc_bcb6e1200a1d0fb6405e7eedc344ad00.jpg)
水もお砂糖も加えません。年中涼しいカーブに貯蔵すると、一年以上保存ができます。
そのまま食べてもよし、タルトやケーキに使ってもよし。
夏は、ポタジェ(菜園)で採れた、トマトやトマトソース、ラタトゥイユも瓶詰コンセルヴにします。
一日がかりとなるので大変ではありますが、普段しない作業なので楽しくもあり。
また、天の恵みである果物や野菜を無駄にせず、美味しく保存できるのが嬉しくて、せっせと採って、ゆすいで、切って、詰めて、とやっています。
ジャムの空き瓶などでも同じようにできますのでお試しください。
「真空瓶詰め 作り方」などで検索すると、もっと丁寧な作り方が見つかると思います。
そのまま食べてもよし、タルトやケーキに使ってもよし。
夏は、ポタジェ(菜園)で採れた、トマトやトマトソース、ラタトゥイユも瓶詰コンセルヴにします。
一日がかりとなるので大変ではありますが、普段しない作業なので楽しくもあり。
また、天の恵みである果物や野菜を無駄にせず、美味しく保存できるのが嬉しくて、せっせと採って、ゆすいで、切って、詰めて、とやっています。
ジャムの空き瓶などでも同じようにできますのでお試しください。
「真空瓶詰め 作り方」などで検索すると、もっと丁寧な作り方が見つかると思います。
ふーっ。
一仕事を終え、ふと顔を上げると、空は茜色。
フランスの夏はこれからが本番です。
Stay safeしながら、できることをやっていきたいと思っています。
皆様も、どうぞご自愛くださいませ。
一仕事を終え、ふと顔を上げると、空は茜色。
フランスの夏はこれからが本番です。
Stay safeしながら、できることをやっていきたいと思っています。
皆様も、どうぞご自愛くださいませ。