フランスの学校、6週間置きに2週間の学校休みというリズムでさえトゥーマッチなのに、今回はノエル明けから4週間で2週間の冬休みが来ましたからね。
フランスは休みが多い分、学期中の学習量が多いわけで、明日からまた毎日「これを暗記」「あれを暗記」という宿題の日々が始まることでしょう。
宿題と言いましたが、実は、フランスの小学校は「宿題」は出してはいけないことが国レベルで決まっています。なので、例えば「算数のドリルを何ページ」といった、いわゆる「書く宿題」は出せない。
そこで「地理の○×のページを学んでくること」「算数の○×の定義を暗記すること」を「提案」するという手を使わざるを得なく、先生たちも大変そうです。
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それはそれとして、冬休み。
先週はサルト地方にある、義理の両親のメゾン・ドゥ・カンパーニュにお邪魔しておりました。
今回は義母がパリに残らなくてはならず、義父、私達、そして義妹の子供たちという、大人3名に子供5名で過ごすことになりました。
冬休み中に、ちび猿と同じ日に生まれた姪っ子の ジョイント・プレ・バースデーパーティもしました。 チビ猿はキャラメル味、姪はチョコレート味を所望するので スポンジはそのようにしました。 クリームは泡立ちが弱かったので、ミルクチョコガナッシュに変身。 |
牛2キロ使ってブッフブギ二ヨン、スペアリブは80本、鶏2羽のブランケット、餃子は皮から80個、牛乳1ℓのベシャメル使ってラザーニヤ、ポテトのピュレー1キロ使ったアッシパルマンティエ、ケーキ2つにタルト2つ、あとは何だろう。
何しろ育ち盛りの子供が5人(うち男子4人)が、2時間おきに、お腹空いた、お腹空いたとコーラスしていましたからね、写真を撮り損ねたのが殆どですが、こんな感じでした、
ケーキから先に行くと、これは最近の人気者、 レモン・グレーズ・ケーキ 焼き上がったパウンドケーキに、 レモンとお砂糖を混ぜたシロップを たっぷりと染みこませるのです。 |
これ、いつ撮った写真だろう。まあ、こういうタルトオポムも作りました。 |
これも、リンゴのタルト。探しているのはクランブルの写真なんだけど。 |
これは、このあと田舎で夏に採れた 桃のコンポートを乗せて頂きました |
ブッフフブギニヨンの残りにローストビーフの残りを加えた アッシ・パルマンティエ、aka シェパーズパイ 重たい重たい。 |
ある夜は子供たちと一緒に餃子ワークショップを。 皮から作った80コ。5分で消えちゃいました 義父と姪甥にとっては初めての手作り餃子でしたが 気に入って頂けてよかった! |
最後の夜は、残り物を温め直してのブッフェ。 沢山作ったのをきれいに食べてもらえてコンプリート感一杯。 |
いい子ぶっているのではなく、本当に、疲れよりも喜びの方が勝っています。
私の料理はいい加減ですから失敗するときもあるのに、今回は全て首尾良く運んだことにとにかく感謝です。
料理は、誰かのために作ると楽しいけれど、自分の食事だといい加減になってしまう。
明日からの一人ランチ、「脱・残飯処理ランチ」しなくちゃね。
一見すると冬枯れの森も、みずみずしさが戻っていて もうすぐ春ですね。 |
皆様も、どうぞご自愛を~。