ご無沙汰しております。
午前10時、気温は23℃の横浜です。
暦はまだ8月なのに……。今週から劇的に涼しくなりました。まるでパリのような、夏から秋への様変わりようです。
今朝は余りに涼しいので、近くの公園にウォーキングに行ってきました。
散歩より少し早足に、腕もしっかり振って、ひたすら歩く。
いつもは夕方に歩いています。
7月よりいつの間にか日課になっていました。
最初は夫と2,3周、それが彼が仕事で遅いときが続き、一人で歩くようになりました。
それでも、夫が仕事で早いときは、時々一緒に歩きます。
また、気まぐれな子猿たちが、時折一緒に走ります。
でも、そうじゃないときは一人。
公園内をぐるぐる10周歩く。
音楽も聴かない。
鼻歌は時々。
「飽きない?」
「全然!」
「全然!」
百日紅って本当に100日間、咲くのかな。 7月以来、いつも私のウォーキング・タイムに色を添えてくれて、 感謝! |
最初の一周は、唯々、気持ちいい。
新鮮な空気が美味しくて、クーラーで冷えた身体に夕風が心地よくて、公園の緑が美しくて、
唯々気持ちいい。
二周目辺りから、公園の静寂さに気づく。
風の音や蝉しぐれしか聞こえない。
一日中、子猿たちのおしゃべりやケンカがBGMでしたから、この静かさが染みいります。
何というのでしょう、脳みそがストレッチを始めている、そんな感覚です。
三周目辺りから、徐々に瞑想に入っていく。色んな方向に考えが飛びます。
木陰に入り、秋の匂いがする風が吹けば、何故か、昔聞いた、松山千春の歌が思い出されます。
この歌、同年代の方は分かるかな?
季節の中で♪
うつむきかけた貴方の前を
静かに時は流れ
めぐるめぐる季節の中で
貴方は何を見つけるだろう
この歌に出てくる「貴方」のように、多感だった頃を思い出します。
時は本当に流れて往きました。
夏草の匂いが風に乗ってくると、突然、ノスタルジックな気持ちになります。
子供の頃を思い出しているのだと思うけれど、具体的な想い出は浮かばない。
唯々、とてつもなく懐かしい気持ちになる。
公園は軽い勾配があり、高いところからいざ下り坂に入るとき、視線を少し上げると、神々しいまでに美しい夕焼けが見える時もあります。こんなときは、唯々、心が満ちてきます。
時間にすれば40分ほどのウォーキングタイム。
この40分の間に、私のSoulは自由自在に旅する。
今では、この夕方の40分が楽しみで、この時間を確保すべく、午前中から段取っている感あり。
そういう意味でも生活にメリハリをもたらしてくれています。
子猿たちは今週から新学期スタートしています。兄猿はインターナショナルスクール初等部最終学年の5年生、チビ猿は3年生になりました。
「ぼか一番好きのは、ホームランチを食べるとき」 なんて言われた日にゃ、作るしかないよね、母猿としては! 軽井沢で見つけた曲げわっぱにぞっこん♡な今。 |
大人も新学期、私もちょっと新しい試みをしてみようかな、と思っています。
皆さんは、この秋、何か計画してますか?