暑中お見舞い申し上げます。
このセリフがぴったりの蒸し暑い横浜より2回目のお便りです。
日本に戻って早一ヵ月近くが経とうとしています。
先週は子猿たちがサマースクールに参加していたので、鬼のいぬ間になんとやら、ちょこちょこと出かけて、昔からの友に会ったり、母のところに行ったりしていました。
鎌倉にも足を延ばしました。こちらは寿福寺 |
母は、「美紀ちゃん帰ってきているっていったら、誰々さんが遊びにいらっしゃいって言ってるわよ」と懐かしい母の友達の名を出します。当時、ボブカットだったおばさまを想いだすと共に、自分も、おばさまに時折お目にかかっていた、太めの少女時代にタイムトリップ。
高校来の友に会えば、気持ちは付き合いが始まった16歳の高校生に戻ります。
女子大の友と電話すれば、吉祥寺近くをたむろしていた頃に戻ります。
お茶の先生にお会いすれば、お稽古をしていただいていた悩み多き20代の自分に戻ります。
……そうそう、今回はまだご挨拶に伺っていませんが、ある小父は、私が子供の頃太ってたことが心配だったらしく、成人して再会した際、開口一番に「痩せて良かった!」と喜んでくださったことが、可笑しく、そしてありがたく想いだされます……。
週末には高校生の頃何回か海水浴に来た 由比が浜を再訪 |
海外での生活は、ある意味、過去がない分 自由であり、今の自分を受け入れてくれる人たちがいる、ということがありがたく、また自信にもなっているのですが、そうなると「ちょっと待ってよ、私は何ナノよ」と、昔の自分が寂しげにすねていたりする、そんな感じがしてました。
今の私は、リッパ(?!)に大人になり、一丁前に、妻に、母にもなっており、時折ですが、仕事もしている。
でも、ここに至るまでには、運動神経ゼロの上、太っていて、その上、前歯がなかった(甘いものが好きでしてねぇ)幼少の頃があり、それを乗り越え、明るく育ててもらった家族・環境があり、勉強ができなかった時代があり、妙にできた時もあり、周囲と、どうも違和感を感じる時もあり、その中で私を許容してくれる友達を見つけ、疾走した青春時代もあり、でもやっぱり違和感~、と思った新卒時代があり……。
こんな私を見守ってくれた人たち、助けてくれた人たちと、こうしてまた会えることを喜ぶと共に、昔の自分にも再会という二重の懐かしさをかみ締めています。
垣根には、こんなきれいな蒼い花が咲いています。 何ていう花だろう。 |
プラス! 今月はパリの友達が日本に帰省中ですので、会わなきゃ、会わなきゃ、あぁいそがし。
というのは、うちの子猿たちをたくさんの方に覚えておいてもらいたいのです。そしてお友達のお子さん方にもたくさん会いたい。
子猿たちが将来、私から友人の名が出る時に、「あぁ、あのマダムか。パリで、日本で会ったなぁ」
と、私の友人らを通して、かつての自分をたぐり寄せられたいいな。
友人らのお子さんたちが将来、「あぁ、みきさんっていう人、いたよね。うるさくすると怖いおばさんだったっけ」
と、私の強面と共に、少年・少女時代を思い出してもらえたらいい。
「私、君達のこと、昔から知ってるんだよ、大きくなるのを君の親御さんと一緒に見てきたんだよ」
って言いたい、言ってもらいたい。
思い出を重ね合わせて透かして見て。それが今の「君」、今の「私」だよ。
ありがとう、ありがとう。
……そんなことを思ったりする、夏の夕べでした。
こちらもアップされています。 最終回のコンテスは言いたい放題です。 そんなコンテスブック、ご愛読頂きまして、 誠にありがとうございました!!! |