2015年7月6日月曜日

地上の楽園、イリオモテ

飛行機の窓からみた富士山
こうしてみるt、まさにThe Blue planet
地球、愛しいですね
既に夏休みに入って久しい子猿たち。
今年はフランスに帰らず、どっぷりと日本しよう、ということで、毎日、自転車に乗ってそろばん教室やらお絵かき教室などに通わせています。
もちろん、子猿たちからは「こんなの、夏休みじゃない!」とブーイングがありましたが、そのたびに、「もうすぐ沖縄に行くからいいでしょ!」と釣ってました。

そのうち、兄猿は、沖縄に行くのが楽しみになってきたようで、「ぼく、沖縄がどんなところか頭の中でイメージしているんだ」と。
自分の知っている浜辺、日本の風景などを組み合わせて映像化しているのでしょうか。
期待に応えられるといいな、と少し不安に思いながら、行ってきました。

目的地は西表島。石垣島まで飛んで、そこからフェリーで45分ほど行ったところです。
もう、そこは期待以上に美しい島でした。
肉眼でも水面から青い魚やちびネモが泳いでいるのが見えるし、
ちょっと顔付けると、青や淡いピンクの珊瑚礁は見えるし、
もうちょっと本格的なシュノーケリングで泳げば、そこは竜宮城か、という美しさ。

これは、空港にあった水槽像。
でも水中はまさにこんな感じでした。
素晴らしいのは海だけではなく、

マングローブの中、カヌーで進むとそこはジャングル。
大きな蝶々が、私たちの前をふわふわと飛びながら消えていく。
こんな自然が日本にあるとは思いもしませんでした。
なんだろ、これ。
ジャングル、あまりに壮大で写真に収まりませんでした!
川下り、蚊を予期していたけれど、意外といないので
それもよかったです。
思えば、結婚するまで、日本国内を旅したことはほとんどなく、日本がこんなに多様な自然や文化があるとは知らずに東京、その他の大都市≒日本、と思っていたようです。
旅をすればするほど、Discover ジャパンです。素晴らしい国土、文化だわ。大切にしなくちゃ。

ということでイリオモテ、
兄猿、「ぼくのイメージよりも、もっと良かった」そう。
夫もあまりにダイナミックな自然に、久々に仕事のことを考えずにのんびりできたよう。
私もです。自然も素晴らしかったけれど、宿もよかったし、人もよかった。皆さん、物静かだけど、親切で……お世話になりました。ありがとうございました。

チビ猿? ご覧のとおり。
ピチピチの魚がごとく跳ね泳いでました!
週末にひんやりする横浜に戻ってきて、ひたすら降る雨を見つめながら、
「まるで、夢みてみたい。本当にイリオモテに行ったの?」
と言う兄猿に同感。
帰ってきて、即、洗濯して、ご飯作ってと、何事もなかったように、日常に戻っちゃって。
タイムスリップしたかのような、不思議な感覚です。


さて、子猿よ、今日からまたそろばん、がんばろうね。あと、夏休みの間に、せめてカタカナ、スラスラ書けるようにしようね(レベル低いでしょ?)。

子猿と一緒に動く夏休みも、余すところあと何年。そう思って、大切に過ごそうと思います。
母猿、また一週間、頑張ります。