2015年10月7日水曜日

難民問題にみる希望

今年は金木犀が良く咲きました。
皆様、大変ご無沙汰をしております。
お変わりはありませんか。

ふと気付くと9月は一度もブログをアップロードすることなく過ぎてしまいました。こんなことはエトランゼ・ブログを始めて以来初めて。本も余り読むこともなく、インプットもアウトプットもする気が起きませんでした。


理由の一つは、灼熱の夏を越え、気が抜けたこと。

もう一つは、たぶん、インターナショナルスクールの5年生、3年生に進級した子猿たちの「教育」に忙しくて、落ち着いて文章を読んだり書いたりする心境になれないというのがある……
兄猿は要領だけよくなってきて、相変わらずいい加減。ちび猿は、集中力というものが完全欠如しているし。ガミガミ母猿なのです。
最近のちび猿

そんな中、気持ちの大きく振り子が振れたのはシリア難民のニュース。
難民に対する同情や、テロ、戦争という非情もそうですが、
難民が欧州に流れ込むことに対するドイツの対応に感動しました。


(エコノミスト誌)
難民を救えないようなヨーロッパは、私たちが望むヨーロッパではない。
メルケル首相の言葉で、他の欧州の国々も難民を迎えようという気運に変わっていったように感じました。この利己主義で、拝金主義の世の中において、ね。

私はペシミスト過ぎるのでしょうか。
当初、難民が海に40人溺れた、今日は30人、今度はトラックに70人死んでた、というニュースが流れても、きっと私を含む世の中は見捨て続けるんだろうな、宗教団体やヒューマニスト団体は助けようとするけれど、国家や一般の人は経済脆弱、テロ怖さを理由に知らん顔するんだろうな、と思っていました。
難民排斥運動というニュースには、何故か羅生門を思い出し、あの頃から進化してない人・社会に生きているんだな、と寒々し、
このしわ寄せは、子猿たちの時代にやってくる。見捨てられ、それでも生き残った難民たちはまともな教育を受けられなかったから、理論が通じない残虐な人間となり…
と今を、未来を、憂うばかりでした。

それが、メルケル首相やフランシス法王、SNS上での個人の発言に引っ張られ、今では、世界中で難民を受け入れよう、迎え入れよう! と言っている。
ドイツでは、難民バスが通ると、スーパーのオーナーが店のものを全部上げたので店じまいします、と言ったとか。また、難民が到着すると市民がチョコレートを配ってあげているとか、そんな心がポッと温かくなるニュースを見かけるようになりました。

当たり前のことなのですが、当たり前の優しさを期待できない今日この頃。
奇跡みたい、と一人感動しています。

こんな私も、自分と、自分が属する社会をもっと高めるようと小さな努力をしながら生きているつもりではある。
だけど、世界は反対の方向に進んでいて、ますます矮小で冷酷になっているような気がする。
そして、自分もその価値観に流されそう、と危惧している日々。
そんなところに、何というサプライズ!って感じです。
ひねくれずに頑張ろう、真摯に頑張ろう、と思わされます。

最後に、アメリカに住む姉がお友達が作った動画をアップしていたのでシェアします。
40年前に「ボートピープル」と呼ばれたベトナム難民。
私の世代ならよく聞いた言葉です。
その難民たちが今やりっぱな大人になり、船で渡ったときの様子と、今のシリア難民と共有する感情を語る動画です。3分ちょいですので、観て見てください。音声なしでも、字幕があるから分かると思う。
https://www.facebook.com/ajplusenglish/videos/625933660881478/?pnref=story

この人たちのように、難民たちも新しい土地で新しい人生を得られることを祈るばかり。
私レベルで何かできることはないかな~。(ベイクセールかなぁ?)


@横須賀、観音崎
今夕も子供のお尻たたき(体罰という意味ではありませんよ~)で忙しくなりそうですが、もう少し頻繁にブログ書きたいと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

PS
もう一つ、感動した関連記事、追加しておきます。

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